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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

噛んで食べられる人生を
北欧スタイルの歯科医院

 

患者さんのために持てる力をすべて注ぐ

 
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川上 ヨコヤマデンタルクリニックさんを開業なさって約30年。横山院長は豊富なキャリアを積んでこられた、予防歯科のプロフェッショナルでいらっしゃいますよね。それでは、横山院長がスウェーデン式の診療に出合われてからは、何年ほど経つんでしょうか?
 
横山 学生時代でしたので、もう40年以上前になりますね。当時は「悪くなったら治す」というスタイルが主流でしたから、日本では予防の意識はほとんどありませんでした。私自身も予防の大切さは理解していたものの、最初はスウェーデン式のスタイルが本当に正しいかどうかさえ自信が持てない状態だったんです。でも40代の頃に、スウェーデンのイェーテボリ大学で研修を受けるなど、学んでいけばいくほど「間違いない」と確信し、それからは予防第一主義を貫いています。
 
川上 治療して歯の痛みがなくなれば、普通に生活できますからね。でも、だからこそ、予防の大切さを広めて、患者さんの意識を変えていくのは大変だったでしょう。
 
横山 そうですね。「歯医者さんは悪い歯を治すところ」という考えは未だに根強いと思いますし、「歯医者さんに歯ブラシの持ち方や、正しいブラッシングの仕方を教えてもらう」という意識をお持ちの方も多くないと思います。それでも、時間をかけて患者さんに寄り添い、じっくり向き合うことで、少しずつ理解していただけるようになりました。私は来院してくださった患者さんに対して、自分が持っている知識やノウハウをすべて注ぎたいと思っているんです。
 
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川上 素晴らしいですね。横山院長の思いはきっと患者さんに伝わっていると思います。それがこの仕事のやりがいにもつながっているのでしょうか。
 
横山 はい。治療が終わって、患者さんに笑顔で「ありがとう」と言っていただく時は何よりも嬉しい瞬間です。さらに、「おかげさまで、ものが噛めるようになりました」と言われると本当に歯科医になってよかったなと思いますよ。そして、仕事を終えた後にいただく妻の手料理が、日々の楽しみなんです(笑)。
 
川上 私も食事は一番の楽しみです! しっかり噛んで食べられることって本当に大切ですよね。おいしいものを食べているときって本当に幸せですし、生きている喜びを感じます!
 
横山 私もそう思います。この仕事を長く続けていると、患者さんも高齢化し、だんだんと食べものが噛めなくなる方が増えてくるんです。認知症などで外出の機会が減ると、なおさら食事が楽しみになりますからね。だからこそ、私はどんな人でも自分で噛んで食べられるようにしてあげたいと考えています。
 
 
 
 

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