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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

エネルギーの新技術等で
地方創生を実現する

 

画期的な風力発電と水耕栽培システム

 
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狩野 それでは再生可能エネルギーや創エネルギーを活用する方法についてお聞かせください。
 
岡田 まずは、エネルギーを生み出すものとして風力発電システムの「N-Streamer(エヌストリーマー)」を紹介します。既存の風力発電機はほとんどが海外から輸入したもので、日本の風に適していないと考えています。日本で吹いている風は、平均風速が概ね3メートル毎秒で、いろいろな方向から強弱の風が吹くのが大きな特徴です。このような風に対し、既存の風力発電機では効率的な発電が難しいため、N-Streamerを開発しました。例えば、0.5メートル毎秒の微風でも発電が可能です。それだけでなく、台風などの風速60メートル毎秒の強風でも最大出力を維持し発電します。これを利用すれば、学校や病院などの公共施設から一般家庭まで電気料金を削減できます。
 
狩野 日本の風に適したシステムなんですね。野球のスタジアムにも活用できそうだ。
 
岡田 もちろんです。もう一つ紹介したいのが、「N-Verg(エヌバーグ)」です。これは病院やホテル、大型商業施設に設置されている、エアコンの室外機やクーリングタワーから放出される風を再利用して発電します。これまでただ放出していたエネルギーを再利用して発電できるんですよ。24時間使用している施設では、特に威力を発揮します。
 
狩野 素晴らしい発想だ! 室外機から排出される風で発電するなんて、考えたこともなかったです。エアコンを使っている間に発電もされるとは、すごくエコですね。
 
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風力発電システムN-Streamer
岡田 もう一つ、世界初の完全無農薬穀物水耕栽培を実現する「Flc Pure Rice(エフエルシーピュアライス)水耕栽培システム」があります。これはハウスで完全無農薬のお米の栽培をするシステムです。ハウスの中で栽培ができるため、最近多い災害や天候に左右されず収穫できますし、北海道など雪が多くて冬に作業ができない地域でも生産ができます。また、草刈りなどの大変な作業をする必要がありません。さらに、2ヶ月で収穫ができ、年に6回の収穫が可能であり、建築面積約200㎡のシステムハウスで年間約14tの収穫量です。しかもトラクターなど農業機械が不要ですから、お米をつくる労力が極端に少なくなります。
 ちなみにこのハウスは、バリアフリー対応で、高齢者から障害者の方々にも作業できるようかなり工夫しました。また、収穫した完全無農薬米は、安全・安心の観点で幼児の離乳食やアレルギー対策食品への加工も視野に入れ、第六次産業も積極的に推進していきます。
 
狩野 これもすごいです。確かに重労働がなくなったら、高齢の方でも農業をすることができそうです。
 
 
 
 

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