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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

世界市場は無限の可能性
越境ECによる輸出事業

 

ITエンジニアから副業を経て独立

 
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石黒 玉谷代表のこれまでの歩みについてもお聞きします。もとから輸出業や物流業に携わっていらっしゃったんですか?
 
玉谷 いえ、最初は派遣社員のITエンジニアとして、大手通信会社に勤務していました。そして、結婚を機に生活の安定を考え、正社員になるべく2年かけていろいろな資格を取得したんです。その結果、晴れて正社員になりました。しかし、正社員になったとはいえ、物価の高い東京で生活していくのは経済的に大変だったんです。そこで、何か効率の良い副業はないかと探していたところ、在庫を抱えなくても個人輸出ができるビジネスとして越境ECを知り、2013年に開始したんですよ。
 
石黒 現在でこそ働き方改革の影響もあり、副業も認められるようになってきたものの、以前は「副業なんてとんでもない」というのが一般社会の風潮でしたよね。しかも玉谷代表は、せっかく正社員になったわけですし、勇気が必要だったのでは?
 
玉谷 そうですね。でも、この仕事を始めたときから、会社に知られたら辞める覚悟だったんです(笑)。そして、半年ほど続けてノウハウを身に付け、ある程度の収入を得られるようになりました。ただ、商品の管理から梱包、発送まですべて1人でこなさなければならなかったので、作業は大変でしたね。
 
石黒 昼間は本業があるでしょうし、帰宅後に梱包や発送作業をこなすとなると睡眠時間を削るしかないですよね・・・。
 
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玉谷 ええ。その頃は帰宅してから8時間ほどかけて、手作業で発送まで行っていました。体力的にもかなり厳しかったですね。しかし、事業そのものは順調に軌道に乗っていきました。そして収入も安定し、ようやく本業としてやっていく自信がついたので、妻に相談したうえで2014年に個人事業主として独立したんです。
 
石黒 そこで現在のお仕事が本格的に始動したんですね。それから、どうなさったんですか?
 
玉谷 私一人で業務を続けるのはさすがに困難だったので、群馬県高崎市に倉庫をつくり、業者と契約して発送作業を代行してもらうことになりました。その後、さらに事業を拡大していき、2016年に弊社を設立したんです。