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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

プラスチック技術全般の
支援に尽くし人材も育む

 
 
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秋元 自分の独自のニッチ分野をつくれと教えているので、あえて私と競合しようという人はいませんよ。それより優れたものづくりの技術を伝え、教え、広めることで、ものづくりの質を高めて良いものを増やしていきたいんです。
 
千葉 素晴らしい。ふところの深さ、器の大きさが伝わってきますよ。
 
秋元 ありがとうございます。さらに、多くの人にプラスチックの役割について認知してほしいので、プラスチックス・ジャパン株式会社として、Web上で技術情報を発信するためのプラットフォームも作成しました。
 
千葉 企業へのコンサルティングから、コンサルタント育成、情報発信と三足のわらじを履かれていらっしゃるのですね。趣味はあるんですか?
 
秋元 千葉ちゃんの前で言うのは恥ずかしいのですが・・・ランナーです。フルマラソンの完走が21回、100kmの完走は19回です。
 
千葉 ひゃっきろ! その完走はすごいですよ! 体力はもちろん、精神力も試されますよね。
 
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秋元 実は、経営はマラソンと似ていて、常に「もう無理」「止めても良い」といった心の中の小さな声との戦いなんです。仕事で辛いときは、100kmを走りきったときのことを思い出していますよ。
 
千葉 そのお気持ち、よくわかりますよ。秋元代表にとって趣味の体験は、仕事や人生で頑張る力になっているんですね。では、今後の展望についてお聞かせください。
 
秋元 次世代の技術コンサルタントの育成に力を注ぎたいです。それから、Webによる情報発信に加え、紙媒体とも協業して情報を発信できる形をつくっていきたいと思っています。業界外の人が数千人いるようなところでしっかりとスピーチをする、そんな発信者でありたいですね。
 
千葉 社会をより良くするために、いろいろな情報をみんなで共有する。そのような助け合いの精神が、今の日本には必要だと思います。知識や技術を自分の内に閉じ込めて利益を得る企業もある中で、秋元代表の心の清らかさが、いっそう際立って感じられますね。私も見習いたいと思いました。これからも、多くの人を牽引しながら先頭を走り続けてください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
私の造語に「ワーク・ライフワークバランス」という言葉があります。「ワーク」は生活のための仕事。「ライフワーク」は人生をかけて成し遂げたいことなので、それ自体を楽しめます。「ライフワーク」の割合を濃くすることが、すなわち「仕事を楽しむ」ことなんですよ。
(秋元英郎)
 

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