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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

障がい者や病気の人に IT教育で自立を支援!
サンダーバード株式会社 代表取締役 山根洋平

 
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インタビュアー 名高達男(俳優)
名高 障がいや病気を抱える子どもたちにIT教育を提供し、学習や就労機会の増加を支援するなど、福祉業界へのテクノロジー推進事業を展開するサンダーバード株式会社さん。山根社長が起業するに至った経緯をお聞かせください。
 
山根 高校卒業後に就職した会社がIT企業だったんです。でも私は根っからの文系だったので、プログラミングは仕事をしながら身に付けていきました。そちらに10年ほど従事し、執行役員として新規事業を起こす仕事に携わっていたときのことです。インターネットでいろいろ調べていると、たまたま閲覧していた医師会のホームページに「SOSカードをご存じですか?」と書かれていましてね。それを見て、SOSカードは聴覚障がい者が病院で自分の症状を伝えるときに使うカードだと初めて知ったことが、起業のきっかけになりました。
 
名高 具合のよくないところを伝えるというSOSカードのことを知って、何か思うところがあったんですね。
 
山根 はい。耳の聞こえない方が病院に通うのはとても大変なことだと知ったんです。それで早速、ろう学校の見学会に参加して障がいのある子どもたちや先生と話してみると、学習の中でITが満足に活用されていないことがわかりました。そんな経験から、福祉の業界にITを広めるため、さらには聴覚障がいの子がITの仕事に就くための手助けができるような会社をつくりたいと思い始めたんです。それで、独立して弊社を起業しました。
 
名高 確かに、スマートフォンを連絡手段として使うことはあっても、学習に役立てる発想はあまり耳にしたことがありません。具体的にどういったサービスを提供されているのでしょうか。
 
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山根 障がいや病気のある子どもたちにIT教育をする目的で、家庭教師をしています。自閉症の子などはみんなで何かをするのが苦手なので、一人ひとりマンツーマンで対応しているんです。具体的な一例としては、障がいや病気を抱える子どもや、引きこもりの子どもたちにドローンを操縦するためのプログラミング教室などを開いて、プログラミングを教えています。
 
名高 プログラミングをしてドローンを動かすことで、ITの知識を身に付けてもらうということなんですね。でも、どうしてドローンなんでしょう。