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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

依頼は絶対に断らない! 時間厳守の軽貨物運送
Scramble 代表 吉原浩一

 
プロフィール 神奈川県出身。長距離ドライバーだった父の背中を見て育ち、父へのあこがれから自身も18歳でドライバーになる。大型免許やけん引免許なども取得し、キャリアを積んだ。運送会社の社員として働いていた2014年に怪我で働けなくなったことを機に、起業を意識。2017年8月に軽貨物運送を手がけるScrambleを設立した。【ホームページ
 
 
 
「頼まれれば、日本中どこへでも行く!」――そんな力強いポリシーを掲げるのが、神奈川県伊勢原市で軽貨物運送を手がけるScramble(スクランブル)だ。代表の吉原浩一氏は、トラックドライバーだった父の姿にあこがれ運送業へ。30年のキャリアを積み独立したベテランドライバーだ。時間を守りながら荷物を運ぶ、厳しい環境で頑張り続ける同業者をサポートしたいと語る吉原代表。“緊急発進”の名を冠したプロの姿勢と情熱の源泉に迫った。
 
 
 

仕事に悩むドライバーをサポートしたい

 
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インタビュアー 川﨑麻世(タレント)
川﨑 神奈川県伊勢原市を拠点に、軽貨物運送を手がけるScrambleさん。さっそく、吉原代表がドライバーになったきっかけから教えていただけますか。
 
吉原 もともと私の父が、長距離トラックの運転手だったんですよ。私が運送の仕事を始めたのも、かっこいい父の姿にずっと憧れていたからです。18歳でドライバーになり、以来、運送業界一筋30年の人生を歩んできました。
 
川﨑 30年とは、吉原代表は大ベテランですね! 
 
吉原 ありがとうございます。普通免許で運転できる4t車から始まり、大型免許やトレーラーけん引免許なども取得して、少しずつステップアップしてきました。関東地方中心の配送の仕事のほか、長距離トラックの運転手も務めたんですよ。
 
川﨑 そんな吉原代表が、軽貨物運送で独立した理由は何でしょう。
 
吉原 ある運送会社に正社員として勤めていた2014年頃、手首を骨折し仕事ができなくなってしまいました。別の会社に移ろうと何社も応募したものの、状況が状況なだけに、なかなか雇ってもらうことができません。そこで「自分自身が経営者になろう」と決意し、2017年8月に個人事業で起業しました。そうした経緯があるので、私は事業を通じて、悩みのあるドライバーをサポートしたい気持ちも強いんですよ。