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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

バルーンで華やかな装飾 新業種で事業拡大に挑む
ディアーハーツ 代表 添田将之

 
プロフィール 兵庫県出身。10代で始めた鉄板焼き店のアルバイトをきっかけに、料理人を志す。15年間経験を重ね、2003年、神戸市三宮で独立。その後、西宮市に店を移し2018年1月「お好み焼 鉄板焼 ちゃた」を新規オープン。その近隣でバーも営む。三宮時代から一緒に働くスタッフの熱意に押され、バルーン装飾業にも着手。2019年1月ディアーハーツを設立した。
 
 
 
さまざまな色や形の風船を使い、ひねったり組み合わせたりしてデザインを仕上げていくバルーンアートやバルーン装飾は、米国のホームパーティが発祥といわれている。日本でも目にする機会が増えてきたバルーン装飾に着目した一人が、ディアーハーツ代表の添田将之氏だ。飲食店や結婚式の二次会だけでなく、個人宅の誕生日パーティの装飾も手がけているという。今後の展開と新規事業参入への意気込みをうかがった。
 
 
 

鉄板焼き店がスタート、独立してオーナーに

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 兵庫県西宮市を中心にバルーンアート・バルーン装飾を展開されている、ディアーハーツさん。店舗は阪神電気鉄道本線・西宮駅南口から徒歩3分ほどの繁華街で、立地条件が抜群ですね。店内には、さまざまなバルーンが飾られ、楽しく明るい雰囲気で来客を迎えてくれます。まず、添田代表のこれまでの歩みから教えてください。
 
添田 生まれも育ちも神戸市で、19歳から鉄板焼き店でアルバイトをしていました。さまざまな経験を積み、当時の上司とのつながりから暖簾分けという形で独立して、三宮市でお好み焼き店を開いたんです。その後、西宮に店舗を移し、2018年1月に「お好み焼 鉄板焼 ちゃた」を新規開店させました。その近くでバーもやっているんですよ。
 
畑山 飲食業からのスタートだったんですね。2軒の飲食店を経営しながら、今回新たにバルーン装飾業に参入したわけだ。
 
添田 はい。バルーンショップでのアルバイト経験を持つスタッフ2名から、やってみたいと相談を受けたのがきっかけです。長年苦楽を共にした2人の情熱に押されて一念発起しました。ディアーハーツは今年2019年1月に設立したばかりです。現在はそのスタッフ2名とパート1名、共同経営者と私の5名で切り盛りしています。