プロフィール 佐賀県出身。北九州大学を卒業後、宝石商や準公務員として働いたほか、金融会社でさまざまな経験を積み、製造業向けの派遣会社に就職した。営業部に所属し、ノウハウを学ぶ。その後、別の建設業向けの人材会社に転職した。その中で、取引先や派遣スタッフなど、同時期に3人から独立を勧められたことをきっかけに独立開業を決意。2013年8月に(株)エンジニアパートナーを興した。【ホームページ】
労働人口の減少や労働者派遣法の改正など、派遣業を取り巻く環境は大きく変化している。そんな中、企業規模を拡大している派遣会社が、株式会社エンジニアパートナーだ。同社では、プラント業界に向け、スキルの高い技術者・現場監督者を派遣しており、派遣先から厚い信頼を寄せられている。さらに高まるニーズに対応するため、外国人労働者も受け入れ、育成や支援に注力。田中信介代表取締役は、さらなる規模拡大を目標に掲げる。
プラント業界向け派遣業で業績拡大

インタビュアー 名高達男(俳優)
田中 現在もプラント業界向けの技術者・現場監督者派遣をメインとしており、業務内容に変わりはありません。ただ、企業規模としては大きくなり、業績も社員数も増加しました。
名高 ほう、それは素晴らしいですね。現在、社員は何名ほどいらっしゃるのですか。
田中 派遣社員のみで54人おります。以前、名高さんがお越しになったときは30人ほどでしたから、2倍近くにまで増えました。
名高 1年半の間に2倍も! それだけ、派遣先が増えたということですね。
田中 はい。派遣業界では大きな制度改正があり、2018年9月の時点で事業を廃止、あるいは縮小した派遣会社もあるんです。人材の供給がなくなれば、当然、派遣先としては困りますよね。
名高 すぐさま業務に支障をきたすことでしょう。それで、実績のある御社へのオファーが増えているのですね。