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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

字・文・絵の学びを通じ
人間性も養う学習教室

 
 
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飯田 その発想力を引き出すことが私の役割だと思っています。というのも、現代の子どもたちはイマジネーションが乏しい子が増えているんです。また、活字離れどころか、漫画も読めない子も多いんですよ。
 
狩野 便利な世の中になったせいで、活字に慣れなくてもいいと思っている子が増えているんでしょうか。
 
飯田 社会のデジタル化もずいぶん進みましたからね。でも、便利な時代だからこそ、わからないことはパソコンやスマートフォンではなく辞書や図鑑で調べさせるなど、アナログ方式の指導を大切にしています。自分で調べ、考えることは想像力を培い、その想像力が他者を思いやる心へとつながるからです。
 
狩野 字や絵、文章が上達するだけでなく、人間性も養える教室なんですね。生徒さんは、やはり児童が多いですか?
 
飯田 ご年配の方もいらっしゃるものの、中心は未就学児から小学生の生徒ですね。
 
狩野 飯田代表が、教室を運営するうえで大事になさっていることを教えてください。
 
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飯田 生徒やそのお母さんを安心させてあげることです。頑張ったことをきちんと認めてあげることが、私の教育スタンスなんですよ。学校の先生よりも近い距離で接するぶん、子どもたちの些細な成長や特長にも気付いてあげられます。お母さんから、「ちょっと買い物に行くから、子どもを見てほしい」と頼まれると、信頼されているのかなと感じます(笑)。
 
狩野 ついそんなお願いもしちゃうお母さんの気持ちもわかるな(笑)。それくらいアットホームで、信頼を寄せられる教室なんだと思います。地域の保護者の味方というか、止まり木的な存在ですよね。
 
飯田 そう思っていただければ嬉しいです。もっとも、ただ認めるだけでなく叱りもしますよ。何でも褒めて、認めるだけだと、極端な話、赤信号でも平気で渡ってしまうことになってしまいます。信号無視すれば、事故に遭うかもしれませんよね? つまり、叱ることはその子の命を守ることにもつながるんです。
 
狩野 美しい字と同じように、教育も褒める・叱るのバランスが重要なんですね。飯田流教育の哲学は、僕も一人の親としてとても有意義に感じます。ぶるーむさんは子どもたちだけでなく、親としても成長できる教室だとよく伝わりました!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
子どもたちとの対話です。話をしっかりと聞いて、心をくだいて対応してあげることが、私のやりがいであり楽しみです。
(飯田由美)
 

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