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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

家族がより安心できる
理想の福祉施設を実現

 

1日3回のミーティングで引継ぎを徹底

 
畑山 東社長がマティーナさんを設立されたのは2012年だとお聞きしました。この業界に入られたきっかけを教えてください。
 
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東 娘が重度の知的障害を持っていることです。2018年現在、娘は18歳。知的障害があると診断を受けた当時はデイサービスなどの施設が少なく、当時から「いずれは自分で施設を立ち上げよう」と考えていました。その後、実際に福祉施設のお世話になった際も、私が理想とするものとは違うこともありましたから。
 
畑山 東社長の理想の施設とは、どういったものなのでしょう。
 
東 ご家族の方が、より安心してお子さんを預けられる施設です。例えば、娘は自分の思いや考えを言葉にすることが難しいんです。ですから、娘から施設内での出来事を聞くことができませんでした。どういった時間を過ごしたのかわからないというのは、親にとってはとても不安なことです。そうした不安を解消するために、マティーナでは朝昼晩の3回、スタッフ全員でのミーティングを実施し、「今日この子はこういう様子だったのでケアが必要です」などの引継ぎをしっかりと行っています。徹底した引継ぎによって、スタッフ全員が同じ情報を持ち、お子さんをご家族の方にお返しするときに、その日のお子さんの様子を正しくお伝えするように心がけています。
 
畑山 1日3回ですか! そこまで徹底されている事業所さんは珍しいのではないですか。
 
東 そうかもしれません。ご家族の方々が「頼んだことが伝わっていない」と不安に思うことのないよう、スタッフ間で「お母さんにこういった報告をしました」「こんなレスポンスがありました」ということもすべて共有しています。
 
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畑山 東社長が施設を利用した際に不安に感じていたことなど、ご自身の経験がマティーナさんの運営に生かされているのですね。
 
東 そうですね。マティーナを設立する前は、娘の送り迎えと仕事の時間をやりくりするのが大変で、体を壊した時期もありました。だからこそ、ご家族の方々が同じように不安に思う気持ちや大変さが、私には手に取るようにわかるんです。
 
畑山 気持ちを理解できるというのは、きっとご家族の方々に安心してもらえるサービスにつながると思いますよ。
 
 
 
 

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