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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

家族がより安心できる理想の福祉施設を実現
株式会社マティーナ 代表取締役 東純代

 
プロフィール 愛知県出身。生まれつき心房中隔欠損症を持ち、運動禁止などの制限の中で暮らした経験を持つ。母親の実家が営む美容室の顧客など多くの人に囲まれて育ったことから、「人と過ごすのが好き」と感じるようになり、アパレル会社での接客や宝石店の営業職など人と関わる仕事を経験。娘が知的障害を持っていたことをきっかけに、理想の福祉施設をつくろうと(株)マティーナを設立した。【ホームページ
 
 
 
愛知県稲沢市で福祉事業を手がける株式会社マティーナ。代表取締役の東純代氏は、知的障害のある娘を育てながら、理想の福祉施設を自らの手で立ち上げようと決意。2012年、その思いを形にした。2017年には、障がい者を対象にした「生活介護事業所マティーナ」をオープンし、年齢による切れ目のない福祉サービスの提供を実現。子どもたちや家族の苦労を、少しでも軽くしたいと新たな一歩を踏み出した。
 
 
 

幼少期から「人が好き」という気持ちを持つ

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 愛知県稲沢市で「児童デイサービスマティーナ」「放課後等デイサービスマティーナ重本事業所」「生活介護事業所マティーナ」を運営するマティーナさん。東社長は、もともと福祉や介護に関わるお仕事をされていたのでしょうか。
 
東 いいえ。社会人のスタートは、アパレル会社でした。デパートの販売員を務めていました。退職後は、宝石店の営業職に就きました。
 
畑山 アパレル会社での販売職と宝石店の営業職ですか。畑違いの業種ではあるものの、現在のお仕事も含めて、常に対人のお仕事という点で共通していますね。何か理由があるのですか?
 
東 私にとって、人と接し、共に過ごすというのは当たり前の感覚なんです。人と関わる仕事を選ぶようになったのは、誰かと一緒に過ごすことが当たり前の環境で育ったからなのかもしれません。というのも、母の実家が美容院を開いており、母もそこで美容師として働いていました。小さな頃から、お店に来ているお客様が声をかけてくれたり、お店のお手伝いをしたりすることが当たり前の生活でした。
 
畑山 そうだったのですか。東社長はきっと、活発なお子さんだったことでしょうね。
 
東 それが、そうでもないんです。私は生まれつき心房中隔欠損症という心臓の病気を患っていまして。子どもの頃は運動を禁じられていましたが、幸いなことに成長すると自然と完治しました。
 
畑山 なるほど。幼い頃から多くの人との関わりの中で成長したことが、東社長の「人が好き」という気持ちを育んだのかもしれませんね。
 
 
 
 

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