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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

和紙×花の新感覚アート
生活に彩りと潤いを!

 

子育てをしながら華道家元教授に

 
和紙ならではの質感も活きた和風ブーケ
和紙ならではの質感も活きた和風ブーケ
石黒 一輪一輪の花も見事ですし、ブーケ全体の構成や配置がとても素敵ですよね。
 
𠮷野 私は、池坊壷宮式華道家元教授やフワラー装飾技能士の資格を持っているんです。生け花は小学5年生の時に始め、子育てをしながら家元教授の資格を取得しました。
 
石黒 なるほど、生け花がベースになっているんですね。私の祖母も生け花をたしなんでいたんですよ。だから花は身近だったものの、私にはセンスがないらしく、教えてもらえませんでした(笑)。それにしても子育てをしながら家元教授まで上り詰められたのはすごいですね。
 
𠮷野 生後1ヶ月の首も据わらない子どもを教室へ連れて行くことには批判もありました。今の時代なら、もっと寛容なんでしょうけど・・・。
 
石黒 よくわかります。私も子どもが小さい頃は、撮影の現場や楽屋へ連れて行っていたので。当時はそれをよく思わない人もいましたし、子連れだと仕事をいただけないこともありました。子ども連れのいわゆるママタレが増えてきたなと感じるようになったのは、ここ数年です。
 
𠮷野 石黒さんはママタレの先駆者ですね。先駆者の苦労があればこそ、芸能界の認識も変わったのだと思います。
 
石黒 𠮷野社長こそ、生け花という伝統を重んじる社会の中で自分の意志を貫かれたことは素晴らしいと思います。伝統と言えば、最近生け花の在り方も変わってきているようですね。私の娘の学校では生け花の授業があり、表現方法や理念、技法などにとらわれることなく、自由に作品をつくらせてくれるらしいんです。うちの娘も私に似てセンスがないはずが(笑)、楽しいと言っていましたよ。
 
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𠮷野 確かに、流派にとらわれず、自由な発想や個性を尊重するようになっていますね(笑)。私も幼稚園や小学校で行われる“花育”に参加したことがあります。その際は、子どもの発想は斬新で感心しましたよ。
 
石黒 子どもに生け花を体験させることを“花育”というんですね。確かに花育って今の時代には必要だと思います。私は祖母の影響もあって、玄関などによく花を飾るけれど、花を飾らない家も多いと聞きますから。でも、花を愛でることにはいろいろなメリットがありますよね。
 
𠮷野 はい。かつて私は歯科衛生士として歯科医院に勤めながら、夜は自宅で生け花の指導をしていたんです。両立は大変だったものの、花に触れることでストレスが軽減し、心が和やかになりました。最近は、花を飾るのは母の日か誕生日くらい、それどころか花瓶が家にないという家も少なくありません。それもあって“和紙の花”を広めようと思ったんです。
 
 
 
 

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