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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

お客様に笑顔と満足を 
鮮度にこだわる焼肉店

 

冷凍食肉は使わない、鮮度へのこだわり

 
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畑山 日々感謝しながら仕事をされているとは素敵ですね。実は、僕も焼肉は大好きですよ。ぜひお肉に対するこだわりを教えてください。
 
安本 ズバリ鮮度です。当店では冷凍食肉は一切使っていません。修業時代に「生ものは生で出せ」と教えられましたので、たとえ肉が余ったとしても、冷凍して味や見た目が悪くなるくらいなら捨ててしまうんです。お客様に提供したときに「きれい」とか「おいしそう」と思ってもらえるような肉を提供したいですね。
 
畑山 そこまで新鮮なお肉に徹底してこだわっているんですね。ほかに鮮度を大事にするために心がけていることなどはありますか?
 
安本 お客様の注文を聞いてから肉をカットする「オーダーカット」方式を採用しています。これによって肉の鮮度をたもつのはもちろん、見た目にもきれいな肉を提供できるんです。肉の部位によっても、切り方や厚みを変えているんですよ。
 
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畑山 お肉の切り方まで工夫していらっしゃるとはさすがですね。世の中には安さをウリにしているお店もたくさんあります。でも、やっぱりこだわり抜かれたおいしいお肉を食べられるのが権さんの魅力なんでしょうね。
 
安本 そうですね。私は値段が高いと思うか安いと思うかは、食べた後のお客様一人ひとりの満足度に比例すると思っています。そのためにも、ご家族連れはもちろん、接待でも使えるように、ご予算に合わせて選べるメニューづくりを工夫しているんです。団体様の場合は、予算を決めてもらえば、その範囲内での対応もできますよ。
 
畑山 なるほど。コースだけでもたくさん種類があるのは、お客さんとしては嬉しいですね。そういえば、テイクアウトのお弁当も販売されているとか。
 
安本 はい。近くの京都大学の学生から頼まれて、お昼に大学の前で販売しています。
 
畑山 学生のたまのプチ贅沢にはぴったりでしょうね! お店のメニューを見ていると、ラーメンなどもあるんですか。キムチもすごくおいしいそうだ。
 
安本 ええ、焼肉以外のメニューも豊富にご用意しています。このキムチも自家製の手づくりなんです。夏はきゅうりのキムチ、冬は白菜のキムチがおいしいですよ。また、ほかにこだわっている点として、焼肉のタレやラーメンのスープには化学調味料を一切使っていないんです。化学調味料を使えば味付けは簡単かもしれません。でも、当店では手抜きをせずに一から味付けをします。そこはたとえ頑固と言われても、譲れないところですね!