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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

合意形成術を世に広め優れた人材を育成する
一般社団法人日本なりきりマネジメント協会 代表理事 鷹尾豪

 
プロフィール 愛媛県出身。大学では金融を学び、卒業後はベンチャーの人材紹介会社に入社した。その後、塾の講師を経て不動産の賃貸交渉を請け負う企業へ。2009年に(株)ギブ・スパイラル・ジャパンを設立。企業のM&A交渉や労使交渉などの分野でアドバイザリーを重ね、創業から9年で3000億円以上の価格交渉を成功に導いた実績をつくる。2017年に、積み上げたノウハウを世に広めるため、(一社)日本なりきりマネジメント協会を立ち上げた。【ホームページ
 
 
 
大阪府大阪市を拠点に活動する一般社団法人日本なりきりマネジメント協会は、名称のとおりユニークな団体だ。ビジネスの現場で“合意”に至る能力を磨くため、「原始人」「大奥」などさまざまなシチュエーションを設定。参加者同士が合意を目指し話し合いながら交渉術を学ぶという。代表理事を務める鷹尾豪氏に、合意形成のスキルを身に付けるまでの歩みや、誰もが納得できる交渉術の肝をお聞きした。
 
 
 

仕事は最高におもしろい

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 「合意形成能力判定事業」「合意形成の研修・教育事業」など、とてもユニークな事業を通じて優れた人材の育成を手がける、一般社団法人日本なりきりマネジメント協会さん。合意形成のスキルとはどういうものか僕も興味津々です! まず、鷹尾代表の歩みを教えていただけますか。
 
鷹尾 私は子どもの頃から父の仕事の関係で引っ越しを繰り返し、新しい学校で自分の居場所をつくる能力を自然と身に付けることができました。これも一つの合意形成ですね。また、祖父が会社を経営していたこともあって、小学4年生の頃から将来は経営者になりたいと考えるようになったんです。大学では金融を学び、卒業後は修業のためベンチャーの人材紹介会社に入社しました。ちょうどその会社が発展している時期で、私の同期は80人もいたんですよ。
 
狩野 幼い頃から目標を決め、そのために必要な会社へ進んだわけですね。その会社では、目標のために何を得られましたか?
 
鷹尾 80人いた同期が1年後には半分に減る職場で、私は社会人としての厳しい基準を身につけることができました。「1日飛び込み100件? 普通ですよね」といったような(笑)。在職中に感じたのは、死んだような目をしている社会人が多いこと。私は「仕事は最高におもしろい」と考えているので、大いに疑問を感じました。
 
狩野 それだけ厳しい環境にいても「仕事は最高におもしろい」と断言するとは、鷹尾代表の並々ならぬ向上心を感じますよ。仕事を楽しみ続けている鷹尾代表のご経歴が、ますます気になりますね。
 
鷹尾 人材紹介会社を退社後は、家庭の事情で東京から滋賀へ移り、2年ほど塾の講師をしました。数学を担当しており、中には問題をどうやって解いたのか、そのプロセスがまったくわからない天才児もいましたね。型にはまらないことの大切さを教えてもらいましたよ。
 
 
 
 

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