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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

個性を尊重し個の幸せを追求する社会福祉施設
社会福祉法人友愛学園 事務局長 内山敏

 
プロフィール 長野県出身。「ギリギリまで、できる限りのことは尽くす」をモットーに、(福)友愛学園で障害者支援一筋に携わってきた。施設長を経て、生え抜きの職員としては初となる事務局長に就任。ここ十年で事業が拡大した学園の運営に尽力するほか、指導職、幹部職の次世代育成にも注力している。また、現場を熟知する立場から、職員が長く働ける職場環境づくりを心がけている。【ホームページ
 
 
 
“障害者”ではなく“障がい者”という表記を用いることが増えた昨今。ネガティブな印象を和らげる目的を理解したうえで、「漢字表記のほうが良いと思う」と語るのは、社会福祉法人友愛学園の内山敏事務局長だ。「障害とは、身体に存在するものではなく、その人の周辺環境にある障壁を指す」と語る内山事務局長が掲げるのは、個人や個性を尊重し、人がお互いに成長しあえる、真のユニバーサル社会である。
 
 
 

友愛精神を起点に60年以上の支援活動

 
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インタビュアー 杉田かおる(女優)
杉田 東京都青梅市に法人本部を置き、障害者支援施設を運営する友愛学園さん。内山事務局長にお話をうかがいます。ずいぶんと歴史ある学園だそうですね。
 
内山 創立は1957年、昭和32年です。武蔵野・三鷹地区在住の、障害のある子どもを持つ親御さんが「我が子が安心して暮らせるように」との願いから、募金で得た資金をもとに創立したんです。
 
杉田 学園名のとおり、まさに友愛精神が起点となったのですね!
 
内山 障害者への理解も乏しい時代で、2年間の募金活動も苦労の連続だったそうです。しかし、地元名士の方々のご協力も賜り、30名の子どもたちの親御さんが、我が子の将来を見据えて施設を設立しました。その後、現在の青梅市に転居、成人部も開設しました。時代のニーズにお応えする形で、ここ十年の間にグループホーム、青梅福祉作業所、渋谷区障害者福祉センター、青梅市障害者就労支援センターと事業が拡大しました。また、将来の障害者支援の核となっていくであろう、相談支援の事業所「おおぞら」も開設しています。
 
杉田 昔と比べて国や自治体も、障害者支援を真剣に考えるようになりました。60年以上前から最前線で頑張ってこられた友愛学園さんの努力も、少しずつ実を結んできているのでしょう。
 
 
 
 

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