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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

エコや健康にも配慮した
ハウスクリーニング事業

 

運命に引き寄せられるように2人で開業

 
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水野 お二人はもともとお知り合いだったとお聞きしています。
 
宮澤 はい、以前はお互い飲食業界で働いていて、顔見知りでした。
 
水野 そんなお二人がどのようにして会社を立ち上げられたのでしょう?
 
横田 実は私は、ハウスクリーニングの仕事も20年以上やっていまして、飲食業とのダブルワークをしていたんです。それで、今後、どのように働くべきか悩んでいたときに、ハウスクリーニング事業で大成功した方に出会い、「群馬で開業しないか」と声をかけていただきました。ちょうど同じ頃、将来について悩んでいた宮澤と話をしていたんです。それで、「一緒にやってみようか」と意見が一致したので、宮澤を代表に立てて、2016年に開業することになりました。
 
水野 偶然、同じ時期に同じ悩みを持っていたなんて、運命を感じますね。
 
宮澤 そうですね。私たちだけで開業するのは難しかったかもしれませんが、諸先輩方の応援や助言があったからこそ、実現できたんです。技術や経営に関することもたくさん教えていただき、諸先輩方には本当に感謝しています。
 
水野 諸先輩方との出会いもまさに運命だったんですね。横田さんは20年以上の経験を持つベテラン。一方の宮澤代表は、初めて飛び込んだ世界ですからご苦労も多かったでしょう。
 
宮澤 ええ。最初は正直、お客様のご期待に沿える仕事ができないこともありました。でも、一生懸命勉強して技術を磨いた結果、初めてお客様から「ありがとう」と言われたときは、本当に涙が出るほど嬉しかったですね。「よし、この仕事でやっていこう」と覚悟を決めた瞬間でもありました。
 
水野 何だかかっこいいですね! 横田さんはもともと経験があったとはいえ、今は事業運営にも関わっているんですよね? やはり従業員として働いていた頃とは、勝手が違いますか?
 
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横田貴也氏
横田 違いますね。現場での業務以外にもするべきことがたくさんありますし、何といっても、技術を人に教える難しさを実感しています。経営陣には従業員とその家族の生活を守る義務がありますし、従業員をしっかりと育てる責任がありますからね。
 
宮澤 私も雇われる立場ではわからなかった経営の大変さや難しさを痛感しつつ、日々悩み、勉強しているところです。