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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

音楽イベントを総合支援 
医療などコラボにも注力

 
 
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安達 これまでクラシックの世界はジャンルの違うものを避けてしまいがちでしたから、そこを少しずつでも変えていきたいという思いからです。私だけじゃなく、変わろうという動きは出てきているものの、もっとできることは多いはず。今の最大の課題は、演奏会に足を運んでくださるファンの高齢化が著しいことだと思います。若い人たちにもっと聴いてもらえるようにしないと、未来がありませんから、クラシックに親しむきっかけをつくる工夫が必要です。
 
 生で聴く音楽の力ってすごいですよね。現役時代、横浜の有名なレストランで食事をしながらピアニストの演奏を聴く機会があって、音楽のことに全然詳しくない僕も理屈抜きで感動を覚えました。
 
安達 演奏中のミスさえも魅力になるくらい、生演奏に触れるのは素晴らしい時間だと思います。
 
 先ほどおっしゃったように、きっかけが大事ですよね。例えばコラボなら・・・そうだ、お祭りとクラシックなんておもしろそうじゃないですか?
 
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安達 和と洋の組み合わせで、踊れるようにアレンジすると楽しそうですね(笑)。
 
 ぜひご検討ください(笑)。それにしても、数多くのイベントを企画・主催するにはたくさんの人の協力が欠かせませんね。
 
安達 そうですね。私の仕事はすべて出会いから始まっています。先日、数えてみたら、音楽以外にダンサーの方たちなども含めると1000人を超えていました。これだけの交流があることが自分にとって一番の財産です。どんな頼みごともあまり断られたことがないのは、きっと、私自身が演者の気持ちに立って考えられるからではないでしょうか。だからこそ、今も毎日ピアノに触れて指を休ませないようにしているんですよ。先日、ニューヨークのカーネギーホールでの公演という夢が叶い、「大きな夢は描いてみて一歩踏み出せば叶う」と実感しました。また、ある作家の作品舞台化に協力する予定があり、これは異分野と関わり学ぶトライだと考えています。これからも、新しいことにどんどんチャレンジしていきたいですね。
 
 お話を聞くだけでも、安達代表のあふれ出るアイデアとパワーに圧倒されそうです。今後のますますのご活躍に期待します。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事がないと生きていけませんよね。だから、自分が楽しめることが仕事になれば幸せだと思うんです。仕事を楽しむというより、自分のすべて、人生すべてを楽しんでいたら、自然に仕事につながっていたというのが理想です。
(安達のり子)
 

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