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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

農家同士で知恵を共有し深谷の農業を盛り上げる
有限会社馬場ファミリー農園 代表取締役 馬場一彦

 
プロフィール 埼玉県出身。農業を営む家に生まれ、両親の働く姿を見て育つ。地元の農業高校を出た後、北海道の酪農学園大学に入学。農業に関する勉学に励んだ。卒業後は教職を1年経験してから家業を継ぐ。農業人口が減少する中で、地域の農家同士のネットワークを広げ、情報共有をしながら共栄するべく力を尽くしている。【フェイスブック
 
 
 
埼玉県深谷市の特産品、深谷ねぎを中心に、キャベツやブロッコリーなどを生産する有限会社馬場ファミリー農園。代表取締役の馬場一彦氏は、この農園の2代目として腕を振るう経営者だ。日本の農業の問題点を見据え、地域農業の発展に寄与したいと考える馬場社長は、「農家同士がネットワークを広げて情報共有し、栽培方法の進化や時代の変化に対応していくべきだ」と語ってくれた。
 
 
 

農業を学び実家の農園を継ぐ

 
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インタビュアー 時東ぁみ(タレント)
時東 埼玉県深谷市の馬場ファミリー農園さんにお邪魔しています。まずは農園の歴史や、馬場社長の歩みを教えていただけますか。
 
馬場 当農園は昔、養蚕・養豚のほか野菜の栽培などを手がける、代々続く農家でした。2005年5月に父親の馬場茂が社長、私と弟と母が役員となり、馬場ファミリー農園を設立したんです。私自身は地元の農業高校を卒業し、北海道の酪農学園大学で農業に関する経済や流通の仕組みを学びました。卒論は「農家に後継ぎが少ないのはなぜか、後継ぎがいたとしても続かないのはなぜなのか」をテーマにしたんですよ。
 
時東 馬場社長は2代目なんですね。卒論のテーマがユニークだと思いました。ご自身は大学を出てすぐに農園を継いだのでしょうか。
 
馬場 いいえ。大学で教員の免許を取ったので、1年ほど教壇に立ちました。でも、私は農業高校の授業で使う資料をつくる作業が苦手だったんです。事務仕事はあまり向いてないと感じました。高校生の頃から「いずれは後を継ぐだろうな」と思っていたので、特に違和感なく専業農家になりました。
 
時東 実家が農業をしていて、継ぐことを嫌だと思う方も今は多いですよね。
 
馬場 そうですね。農家に生まれると、子どもの頃から親の仕事を見て育ちます。それで、「農業は嫌だ」と思えば嫌になるでしょうが、私の場合は両親の仕事ぶりを見続けて、「農業はおもしろい」と思っていたので、そうはならなかったです(笑)。
 
 
 
 

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