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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

先進的なアイデアで
軽貨物運送業界に革命を

 

運送業界の“Google”へ

 
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矢部 さまざまな運送サービスを手がけているんですね。藤田社長はもともと運送業界に携わってきたんですか?
 
藤田 はい。20歳で青森から上京し、大手の運送会社に就職しました。そこで4年ほど働き、運送業のノウハウを得ました。同時に、運送業界に対しての疑念も沸いてきたんです。と言うのも、近年はネット通販市場が拡大し、運送業への需要も高まっている中での配送ドライバーの待遇や、より効率的な運送システムへの改善が一向に進まないためでした。
 
矢部 確かに運送業は世の中になくてはならないものですからね。
 
藤田 ええ。なので私は、ドライバーの待遇改善や理想的な運送システムの構築を目指して独立し、個人事業主として4年働いた後、2012年に法人化しました。もともと弊社は、「ハコブ株式会社」を経営母体としています。しかし、既存の運送システムでは私の理想を実現するのは難しいと考えました。そこで構想と計画を立て、それを担うための組織として今年2月に「株式会社ハコブの窓口」と「株式会社ハコブヨ.net」を設立。さらに、それらを経営統合するための持ち株会社として、ハコブホールディングスを設立したんです。
 
矢部 藤田社長の構想を実現するための会社ですか。では、まずハコブの窓口とは、どのような会社なのかお聞かせください。
 
藤田 ハコブの窓口は陸海空すべての物流サービスとお客様のニーズをマッチングさせることを目的とした会社です。言わば“運送業界のGoogle”を目指しています。
 
矢部 それは、あの検索サイトのGoogleのことですか?
 
藤田 はい。Web上の膨大なデータを集積するGoogleのように、将来的には全国の1万社にも及ぶ陸海空の物流会社の協力を得て情報を集めたデータベースを構築し、お客様のニーズに最もマッチしたサービスを提案するためのシステムを構想しています。
 
矢部 ただ荷物を送るだけなのに、マッチングが必要なほどサービスに差があると。
 
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物流マッチングでの講演の様子
藤田 ええ。荷物の大きさや重量によって配送料が異なるのはご存じかと思います。さらに、荷物が大きすぎたり重すぎたりすると、配送自体を断られることもあるんです。また、トラックや船舶、飛行機など、運送方法によってもコストが異なる。さらに宅配便業者なのか引っ越し業者なのか、大手なのか中小なのか、依頼する業者や手がけるサービスによっては、料金に3000円から10万円ほどの差が生まれることもあるんです。
 
矢部 ええ! そんなに違うんですか!?
 
藤田 はい。それほど物流業界の情報は整理されていないんです。どの業者の、どのサービスが最も得なのか、比較することも難しい。それにお客様の中には、有名な大手宅配業者しかご存じない方も少なくありません。だからこそ大手の宅配便以外にも、選択肢が多数あることを知っていただきたいですし、お客様に喜ばれるサービスをご提案していきたいんです。
 
 
 
 

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