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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

厳選された世界の野菜と
人が集まる青果仲卸

 

鳴らない携帯電話に社員の成長を感じて

 
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全国に仕入れのルートを持つ
タージン 仲卸として、農家や小売店など、仕入れや販売のルートも重要になると思います。
 
下浦 国内の都市部はもちろんのこと、地方に関しても全国にルートを確保しています。市場はもとより、同業の方々との細かなパイプも開拓していますよ。
 
タージン 全国的なネットワークをお持ちなんですね。その網の構築は、やはり下浦社長自らの足で?
 
下浦 昔は日帰りで北海道、あるいは沖縄へ出張ということがザラでした(笑)。ただ、そうやって実際に現地を訪れることで人脈も築けましたし、野菜の勉強もできました。そこで2014年頃からは、同業者の方に会いに行く際はスタッフも連れて行くようにもしているんです。
 
タージン 教育のために、ですね。そうやって直々に人を紹介してもらえるのは、スタッフにとってもありがたいんじゃないかな。となると、野菜の勉強に関しても、何かサポートをされているのでしょうね。
 
下浦 得意先のお店をはじめ、いろいろな飲食店へ行けるように、スタッフが自由に使える経費を用意しています。野菜がどんな使われ方をしているのか学びにレストランへ行くことも勉強ですからね。ただ、スタッフから「社長、領収書をお願いします」とは言い出しにくいじゃないですか(笑)。だから、自由に使っていい経費として最初から用意しているんです。
 
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タージン なんて斬新な取り組みだ。スタッフのためにそこまでしている会社は珍しいですよ。野菜の勉強を兼ねて、みんなで食事に出かける機会も多くなりそうですね。
 
下浦 女子会をよく開いていますね(笑)。そうやってスタッフ同士のコミュニケーションの促進にもなるので、会社にとっても大きなメリットがあるんですよ。
 
タージン そのように人材の教育に注力してこられて、どんなときに成果を感じられますか?
 
下浦 例えば、私の携帯電話が静かなときでしょうか。昔はお客様や関係者の方から、もうひっきりなしに電話がかかってきていました。それが今は、着信音が鳴るほうが珍しいくらいなんですよ。
 
タージン それだけスタッフの方々が独り立ちされてきたということなんですね。そうやってスタッフの成長を実感するのは、とても経営者冥利に尽きることだと、今の下浦社長の表情から伝わってきます。
 
 
 
 

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