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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

あかぬけた髪型と世界に誇るいやしの理容施術
有限会社銀座マツナガ 代表取締役社長 松永巳喜男

 
プロフィール (まつなが みきお)新潟県出身。理容学校卒業後、1968年7月に東京都中央区銀座で(有)銀座マツナガを創業。その後、順調に事業を拡大し、直営店で12店舗、ファミリーグループ全体で55店舗、そして総従業員数は450名という理容店としては破格の規模を誇る企業へと成長する。長年、経営者として会社をまとめながら、今も現役でヘアカットを行うなど精力的に活動を続けている。【ホームページ
 
 
 
東京都中央区銀座を拠点に理容師一筋で長きにわたるキャリアを積み上げ、今や海外支店まで展開するほどのグループを築き上げたのは、有限会社銀座マツナガの代表取締役社長、松永巳喜男氏だ。今年、2018年で銀座マツナガは創業から50周年。さらに自身も喜寿である77歳を迎え、なおも精力的に活動を続ける松永社長。今後の展望や海外進出への意気込み、そして、これからの理容業界を担う若者たちへの思いをうかがった。
 
 
 

長きにわたる理容師のキャリア

 
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インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
 銀座マツナガさんは2018年で創業から50周年なんですね。松永社長はお若い頃からずっとこの業界に携わってこられたんですか?
 
松永 はい、理容師一筋です。私は日本に理容学校ができたばかりの頃に学校を卒業し、師匠である理容師の方に師事しました。当時の理容師業界は古くからの慣習が残っていて、いわゆる徒弟制度に近い修業者として師匠に弟子入りする感覚だったんです。
 
 そうだったんですね。その当時は、ご苦労も多かったのではないかと思います。
 
松永 ええ。しかし、私の師匠はあまり古い考えをお持ちではなく、さほど厳しい環境でもありませんでした。それでも、師匠の家に住み込みでの生活でしたので、食事をする時間などは師匠と弟子たちとで区別されていましたね。
 
 実際に現場に立ったのは、おいくつの頃だったんですか?
 
松永 17歳からですね。下積みを経て、国家試験を受けて資格を取得しました。しかし、一番大事なのは資格を取ることよりも、お客様に認めていただけるかどうか。それが一人前の理容師として重要だったんです。