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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

顧客の要望に必ず応える
仏事の総合アドバイザー

 

お墓参りは家族間のコミュニケーションを育む

 
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宮地 お墓に価値を感じない方が増えたのは、何か寂しいですね。どのような思いで、取り組んでいらっしゃるのでしょうか?
 
保立 お墓は、お骨を納めるだけの場所ではなく、先祖を敬い残された家族の心の拠り所であると考えます。また、幼少期のお墓参りの頻度で、子どもの成長に有意差を与えることがデータからもわかっており、お墓は情操教育の大切な場でもあります。既婚率などにも影響があるそうですよ。子どもは親の背中を見て育ちますので、お子さんやお孫さんを連れて家族みんなで、お墓参りにいってほしいですね。
 
宮地 そうですね、体験したことは言われたことより、より強く心に残るでしょうね
 
保立 近年、仏壇のないお宅が増えていると思われますが、家に仏壇があり親が手を合わせていれば、お子さんも自然に手を合わせるようになりますよね、お墓も同じで家族のコミュニケーションの場となり命の大切さを感じる場所でもあるのです。
 
宮地 「子どもに迷惑をかけたくないから」と自分のお墓を生前に用意する方も増えているそうですね。
 
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保立 生前にお墓を建てることは、寿陵(じゅりょう)と言われ、善行といわれていますが、建てた後が大事ですね。お墓ができたら最初にご先祖の分骨か無理ならご先祖のお墓の土をお持ちになりお納めすることで遥拝墓となります。地方へお墓参りに行く費用や家族の予定の関係などから、夫婦だけでお墓参りに行く方が多いと思いますが、近くにお墓をつくり、ご命日やお彼岸にご家族でお墓参りをする習慣をつくることが大事ですね。それと生前に建墓することは相続税の節税にもなりますからね。
 親を含めたご先祖という“根”があって、自分が存在するのですから、その“根”を養生しなければ“枝葉”が育ち、花咲き実がなることはないとの信念を持っています。当社は墓石に“心”を付けて販売するための勉強会を毎月の社内会議で行っており、お客様に満足頂けるよう社員教育に力を注いでいます。
 
宮地 保立社長は、そのような心を打つお話をお客様にもしていらっしゃるのでしょうか。
 
保立 私が直接お客様と接することは残念ながら少ないですが、機会があればこのようなお話をさせていただいております。また、当社とご縁があったお客様には、スタッフがしっかりとお墓づくりの意義や重要性をご説明しています。
 当社では、お客様との対話、つまりコミュニケーションを重視し、その中でご要望などをしっかりとうかがったうえでのお墓づくりを心がけています。
 また、お墓参りという習慣が根差したときに得られる心の豊かさ、石の持つ魅力などもお客様にお伝えできればと思っています。
 
 

大本山高尾山薬王院とのご縁

 
保立 祖父が高尾山薬王院の貫首であった関係もあり、1975年東京都知事から石工事建設業許可を取得しました。その後高尾山薬王院の御用達業者として麓から薬王院境内までの道中にある奉納碑、玉垣、敷石、石仏、その他主だった石造物の多くは当社が納入させていただいたものです。高尾山薬王院をはじめ多くの寺院・神社ともお付き合いさせていただき、墓石以外にも灯籠や鳥居なども取扱う総合石材業社として現在に至っています。
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高尾山薬王院の御用達業者として、境内に続く山道に、数多くの石造物を納入している
 
 
 
 

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