B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

障がい者に働く喜びを!みんなの元気のために
特定非営利活動法人フロンティア 理事長 井上育俊

 
プロフィール (いのうえ やすとし)兵庫県出身。会社勤務を経て、障がい者福祉の世界に。2011年2月、(特非)フロンティアを設立。同12月の就労継続支援A型事業所フロンティアを立ち上げる。その後、法人の理事長に就任。手づくりラスクの製造販売をはじめ、小型家電やパソコンの解体・分別、発泡スチロール・空き缶・ペットボトルのリサイクルなどの事業を展開し、利用者の適性に合わせた就労支援に取り組んでいる。2018年5月から放課後等デイサービス「きっと・もっと・みらい」をスタートした。【ホームページ
 
 
 
一般就労が難しい障がい者の就労支援に大きな意義を見いだし、障がい者福祉の世界へ。NPO法人の設立や就労継続支援A型事業所立ち上げに参画し、後に理事長職を引き継いだ井上育俊氏。利用者が自分に合った仕事、働く喜びを感じられる仕事を見つけられるA型事業所を運営し、障がい者の“自立”を目指して確かな成果を挙げている井上理事長に、事業内容とこれまでの歩み、放課後等デイサービスへの取り組みなどについて語ってもらった。
 
 
 

豊富なメニューから特性に合う訓練を見出す

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー タージン(タレント)
タージン フロンティアさんは就労継続支援A型の事業所として、2011年に設立されたそうですね。兵庫県赤穂市では2番目にできた施設だとか。
 
井上 はい。A型事業所では一般企業で働くのが難しい障がい者の方たちと雇用を結び、働くための訓練の場を提供しています。A型は、最低賃金が保証されているのが大きな特徴です。開設当時は、A型と聞いても何のことかご存じない市会議員さんもいらっしゃったくらいで、社会的に認知されていませんでした。
 
タージン お給料をもらいながら、働く能力を伸ばして一般就労を目指すのですね。例えば、どんな仕事があるのでしょう?
 
井上 今、A型事業所は全国におよそ3900、兵庫県内は150ほどに増えた中でも、フロンティアは、訓練内容が多岐にわたるのが特徴です。焼き菓子の製造・販売、「どくだみパウダー」の製造、のぼり旗の梱包、小型家電の解体・分解や、ペットボトルや空き缶、発泡スチロールのリサイクルなど、分野も作業の性質も異なるさまざまな訓練を行っています。
 
タージン なるほど、ハンディを持つ人ができることがたくさんあるんですね。
 
井上 解体する家電や資源ごみはご協力いただいている産廃業者さんから、のぼり旗梱包は赤穂市内の会社から仕事を請け負っているんです。こうして、地域の人に助けられて事業が運営できています。特に、解体やリサイクル作業は、障がい者にとって、まさに天職と言っても過言ではない仕事と考えています。
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事