B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

物に込められた思いまで
深く汲み取り遺品を整理

 

顧客の立場で物の背景にも思いを馳せる

 
glay-s1top.jpg
タージン リサイクルショップとは、言い換えれば不用品回収ですよね。遺品整理業とは、どこが異なるのでしょうか?
 
寺本 不用品回収とは、整理や分別を家屋内で行うことはなく、玄関先や家屋以外で不用品を回収する業務です。また、遺品整理とは遺品をただ処分するのではなく、故人様が大切になさっていた品物を“もう一度、価値を見出してあげる”――これが真の遺品整理だと思っています。簡潔に言うと「丁寧な整理があるか、ないか」でしょうか。
 
タージン へえ、そういう違いがあったとは知らなかったなぁ!
 
白石 また、気持ちのスタンスも違いますね。遺品整理の場合、お客様がどんなに「これはゴミです」とおっしゃっても、私たちはそう捉えません。もしかするとご遺族様がご存じないだけで、故人様にとっては思い入れのあるお品かもしれませんからね。
 
タージン すべての物を平等に見て、どんな背景があるのかを考える。そのスタンスも、不用品回収との違いとして強く意識なさっているんですね。最近は遺品整理業者も増えてきています。寺本代表も、ニーズの高まりを感じているのでは?
 
寺本 そうですね。そもそも遺品整理業を始めたのも、お客様からのニーズがあったからなんですよ。西播磨エリアは全国でも過疎、高齢化が進んでおり、一人暮らしの高齢者も多くおられます。だから、現在では2事業合計の7割以上を遺品整理が占めるほど、多くのご依頼を受けているんです。
 
glay-s1top.jpg
査定を担当している白石恵子さん
白石 7割超という割合は業界の中でもかなり高く、同業の方からもよく驚かれますね。
 
タージン それだけ地域の方に頼られているということでしょう。そのように、お客さんから選ばれる理由をご自身ではどうお考えですか。
 
寺本 私が思う一番の理由は、“明瞭な料金体制”ではないでしょうか。例えば、同業者さんの多くは「1K:○○万円~」などの価格設定が一般的です。しかしお客様からすると“~(から)”は曖昧ですよね。天井がないぶん、結局いくらかかるのか、見当がつかないじゃないですか。
 
白石 そこで私どもでは「軽トラ2.5万円」「2tトラック6万円」などと上限を決めた価格設定にし、トラックの台数で金額が決まります。また、トラック1台に対してどれくらいの量が積み込めるのかなどもご説明させていただき、お客様に不安要素を一切与えない工夫もしていますね。
 
タージン それは嬉しい! トラックの台数で価格を見せてくれると、安心して見積もりも依頼できますね。そのクリアな安心感も大きな強みだな。
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事