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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

研究を重ねたみそポテト 郷土の味を人気商品に!
みそぽてと本舗有限会社 代表取締役 新井広幸

 
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インタビュアー 杉田かおる(女優)
杉田 埼玉県秩父市の、みそぽてと本舗有限会社さん。御社の商品「みそポテト」は、2009年の「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で優勝以来、大評判だとか。
 
新井 ジャガイモの天ぷらに味噌をからめた「みそポテト」は、私が子どもの頃からある郷土の味。ただ、秩父以外では知られていなかったので、遠方の方に知ってもらいたかったのです。そこで商品化のための研究と試作を重ねた末、冷凍食品化に成功し、1977年に商品化に至りました。素材のジャガイモにもこだわり、「みそポテト」に適したホクホク感のある男爵芋を、北海道から取り寄せています。。
 
杉田 独学での商品開発とは素晴らしいです! 衣にもやはりこだわりが?
 
新井 お召し上がりいただく際にジャガイモをもう一度揚げるので、固くならないよう特注の衣になっています。揚げたてを用意しましたので、召し上がってみてください。
 
杉田 おいしい! ジャガイモと味噌ダレの相性が絶妙で、人気の理由がよくわかります。
 
新井 おかげさまで現在は、埼玉県内のスーパーを中心に、道の駅や都内のスーパーなどでも販売されており、秩父のイベントでも欠かせない存在になっています。
 
杉田 この「みそポテト」に、新井社長の愛情がギュッと詰まっているように感じます。
 
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新井 そうですね。私自身が「みそポテト」に惚れ込んでいるからこそ、40年以上もの間、「みそポテト」に向き合い、商品開発にも心血を注いで来られました。近年、各家庭でつくる機会も減ってきていることから、郷土の味を途切れさせてはいけないという思いも強いです。
 
杉田 となると、この味噌ダレも伝統の味を引き継がれているのでしょうか?
 
新井 昔、この辺りで使われていた味噌は粒味噌ですので弊社の商品とは味も食感も違いますし、各家庭でも味が異なります。それに、私は伝統の味をただ踏襲するのではなく、時代に合わせて変えていくことも大事だと考えているんですよ。ですので、今も改良を重ねています。料理は正解が存在しないからこそ、楽しいですね。
 
杉田 その料理哲学が御社の強みですね! 今後、全国展開のご予定などいかがでしょう。
 
新井 事業拡大はほどほどにしようと思っており、今後も地域に根差していきたいと考えています。私は、秩父地域以外の方にみそポテトが食べられる場所を知ってもらえれば十分なんです。そのためにも、後継者の息子をはじめ、若い方々に郷土・秩父のソウルフードを残す活動に取り組んでいってほしいですね。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分のつくる商品を好きになること。楽しいことばかりじゃないけれど、好きなら苦しさを乗り越えられます。どれだけ商品を好きになれるかが仕事を楽しむことにつながっています。
(新井広幸)
 

:: 企業情報 ::

みそぽてと本舗有限会社

〒368-0002 埼玉県秩父市栃谷65

ホームページ
https://misopotato.com/

 
 
 
 

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