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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

RFIDで社会を変える人や物の動きを一元管理
株式会社カイザー 代表取締役社長 荒木博

 
プロフィール 神奈川県出身。大学では海洋学を学び、戦艦大和の基本設計を手がけた人物が創業した電機メーカーに就職。以来、20年以上にわたりデジタル機器の設計・開発の道を歩む。2008年3月、RFID(無線ICタグ)技術によるビジネスソリューションやコンピュータ関連の設計請負、電子機器の設計・製造・販売を行う(株)カイザーを設立した。【ホームページ
 
 
 
人や物に小さな専用ICを取り付けることで、商品の動きや特定エリアへの出入りを非接触で管理できる無線ICタグ――RFIDの技術。流通業やセキュリティの要求水準が高いオフィスへの導入が進むこの分野で、純国産のシステムを開発、さらなる普及に向け積極的な事業展開を続けているのが株式会社カイザーだ。同社の荒木博代表取締役社長に、RFIDの持つ大きな可能性と普及活動への意欲についてうかがった。
 
 
 

専用ICタグで人や物の動きを非接触管理

 
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インタビュアー 杉田かおる(女優)
杉田 カイザーさんではRFID・・・ええと、日本では無線ICタグなどと呼ばれるものを使った技術をはじめ、コンピュータや電子機器関連の事業を展開されているとうかがいました。私は家電製品を使うたびに動揺してしまうくらい機械に弱いもので(笑)、RFIDがどんなものなのか、かみ砕いてご説明いただけますか?
 
荒木 RFIDそのものを説明するより、どこで、どんな使われ方をしているか知っていただくほうが、理解が早いかもしれませんね。例えば、お店で扱う商品の一つひとつに、指先に収まるくらい小さくて軽いICタグを取り付けておくことで、箱詰めしたまま、あるいは棚に収納したままでも、どの商品がどれだけの数あるのかを、リーダーと呼ばれる読み取り機で瞬時に知ることができます。
 
杉田 そういえば、先日そんな場面を見たばかりです。洋服の量販店で、店員さんが種類の違うたくさんの商品をまとめて箱に入れたら、値札を見てもいないのに、合計金額がパッと表示されたからびっくりしました。もしかして、あれが?
 
荒木 まさに、そうした商品管理がRFIDの最もポピュラーな用途です。小売店だけでなく、倉庫や配送センターの自動仕分けにも役立ちます。また、大学や研究機関で危険区域への出入りを管理するために使われている例もありますね。
 
 
 
 

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