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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

どんな依頼も断らない
なにくそ根性の鳶職人

 

安全第一! 現場に最適な足場づくり

 
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建築物を風雨からしっかりとガードする
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三重県四日市市西光寺での施工の様子
狩野 現在の事業内容は社寺架設工事、素屋根工事、曳家工事の3本柱だとか。僕はあまり詳しくないもので、ぜひ、それぞれわかりやすく教えてください。
 
髙藤 まず、社寺架設工事は社寺の半解体や修理をする際、建造物を保護するために設置する足場のことです。社寺の場合、一般の建築物に比べて工期が長くかかるケースが多いので、安全上欠かせないものだと言えますね。素屋根もこの中に含まれる組工法で、補修中の建築物が風雨の被害を受けないよう、建物全体を覆う全天候屋根のことです。
 
狩野 では、3つ目の曳家工事というのは?
 
髙藤 これは家屋をそのまま丸ごと移動する工事です。木造、鉄骨住宅だけではなく、土蔵や寺院、神社なども移動が可能なんですよ。曳家工事は、増設や修復の際、少し建物をずらしたい時に使う技法で、高額な解体費や処分費がかかりません。新築に比べると、かなり費用が抑えられるというメリットがあります。
 
狩野 なるほど。しかも、それなら施工期間も短くて済みそうですね。
 
髙藤 はい、大幅に短縮できますよ。
 
狩野 お話をうかがいながら施行例の写真を拝見していて、その素晴らしさに感動しています。素屋根は建物の外側にもう1つ建物があるみたいで実に見事です! もしかしたら外国の方には何かのオブジェのように見えるかもしれませんね。緻密に計算されている感じがいいなぁ。ちなみに、髙藤代表代理これまで手がけた中で、思い出に残っているのはどんな現場でしたか?
 
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髙藤 やはり、初めて任された和歌山のお寺でしょうか。そこは裏手がお墓で、現場にクレーンが入らないという環境でした。結局、お墓の下にトンネルを掘って、そこからクレーンを入れられるようにしましたね。今考えても本当に厳しい現場で、そのぶん、やり切った時の達成感は忘れられません。だからこそ、いつも「次の現場も頑張ろう」と思えるんです。
 
狩野 最初から厳しい現場を任され、当時はネガティブなお気持ちも少なからずあったでしょう。そのぶん多くのことを学ばれた、貴重な経験になりましたね。
 
 
 
 

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