ネット上で通信販売を手がけるECショップは、世界中の人を相手に商売ができるツールだ。日本には複数の大手ショッピングモールがあり、それぞれのモールに出店すれば売り上げアップが期待できる。しかし、モールごとにシステムの管理方法が異なるため、併売に手間がかかる。株式会社IZUMI(イズミ)の「アマヤフ!」は面倒な併売管理を、24時間自動で行える販売支援ツールだ。革新的なサービスを提供する山本健一朗代表取締役に話を聞いた。
国際協力機構の職員から転進

インタビュアー 矢部みほ(タレント)
山本 実はまったく異なる仕事をしていたんですよ。大学卒業後、独立行政法人国際協力機構に就職し、最初はカンボジアで水道整備などのプロジェクトに携わりました。帰国後も本部職員として諸国を行き来し、さまざまなプロジェクトに関わりましてね。その中で、日本という国が持つよいところが身に染みてわかってきたんです。それで、国内で家族と過ごす時間を増やしたいという思いもあって、起業を決意しました。
矢部 えっ!? まったく畑違いのお仕事から、今の事業を始められたんですか。
山本 はい。私も矢部さんと同じく、ネット通販が大好きでして(笑)。いつか自分でもネットショップをやってみたくて、思い切って開店しました。
矢部 ネットショップの運営って、すごく人気がありますよね。消費者もネットショップを利用するのが当たり前になってきましたし、憧れる人も多いお仕事だと思います!
山本 そうですね。独学で寝る間も惜しんで試行錯誤を繰り返して、やっと売れるネットショップになってきました。ですが、売れるようになるとまた新たな問題が山積してきまして・・・。