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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

電気設備の一貫工事で 
大手企業を支える

 

社内で「新吾録」を共有

 
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石黒 仕事をするうえでは、どんなことを重視されていますか?
 
吉原 一番重視しているのは、安全意識の徹底ですね。電気工事は危険と隣り合わせの仕事で、特に弊社が手がける工事は、高所での作業や高圧配線付近での作業が珍しくありません。命綱に吊られながら行う作業もあります。
 
石黒 想像より、ずっと大変なお仕事ですね。私もモーニング娘。時代は、大勢の前で振り付けや歌詞を間違えないように常に緊張感を持っていました。とはいえ、命の危険と隣り合わせではありませんでしたから・・・。
 
吉原 いえいえ、危機回避という意味では、私たちは同じことをしているかもしれません。アーティストの方が、本番前にリハーサルを入念に行ってミスの可能性を潰していくように、私たちも毎朝朝礼でどういう危険があるのかを徹底的に考えて、対策を話し合っているんです。
 
石黒 そうなんですね。そうなると、吉原社長のように豊富な経験を持つ人の存在は重要ですよね。先ほどの新吾録にも、「ある一定の世界に達した者にしか見えない世界観がある」とありました。その世界観を持つ人の存在は、リスク回避もそうだし、あらゆる場合においてチームに重要だと思います。
 
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個人でもチームでも、プロ意識を持って作業に臨む社員たち
吉原 目標を持たせる、という点でも重要ですね。目標を持つことで進むべき道が見えてきますし、チームが同じ方向を向けますから。
 
石黒 本当にその通りだと思います。モーニング娘。でも、「5日間でCD5万枚販売できればデビュー」という目標があったから、メンバーが力を合わせて無事デビューすることができました。吉原電気さんでは、どのような思いをスタッフで共有されていますか?
 
吉原 「損得勘定で仕事をしてはいけない」、「何事にも努力する」などの考え方を共有しています。どれも簡単なようで難しいことですが、スタッフはみんな、意識しながら頑張ってくれていますよ。
 
石黒 努力を惜しまない土壌が、会社の中にできあがっているんですね。
 
吉原 その土壌も、先代や先輩方が残してくださった財産ですね。引退している今も忙しい時期には応援に来てくれますし、その際は若手に技術指導もしてくれるんですよ。
 
石黒 なんだかモー娘。のチームのあり方に似ていますね(笑)。引退してもチームのために後輩に力を貸して、次世代の成長を促す。それが組織の理想的な形ですよね。