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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 大阪府出身。1988年に(有)大地運輸を設立した父親の働く姿を間近に見て育つ。2014年、29歳で事業を継承。約50台のトラックで新聞や書籍、青果、飲料、家電などの配送を手がける。また、経費削減や給与額の引き上げといった社内改革を行い、経営基盤の強化も進めた。特に労働環境の整備に注力しており、業界内では高水準の給与体系を完備。福利厚生面も好待遇で、従業員からの支持も厚い。【ホームページ
 
 
 
「運送業は過酷」というイメージが覆るほど、働きやすい環境が整っている有限会社大地運輸。業界内では高水準と言える給与体系や充実した福利厚生を整え、好待遇で働ける環境を整備している。仕事面では自身の希望を気軽に相談できる、アットホームな社風が特徴だ。代表取締役の西村昌輝氏は、幼い頃から父親である先代のトラックに同乗し、数多くの現場を見てきたという。その経験が従業員目線の経営スタンスを育み、推進している職場環境の最適化につながっているのだ。  
 
 
 

創業30周年の運送会社

 
インタビュアー 山本隆弘(元バレーボール選手)
インタビュアー 山本隆弘(元バレーボール選手)
山本 新聞や書籍をはじめ、青果や飲料、家電など幅広い商品を工場や企業、コンビニエンスストア、配送センターなどへ運送する大地運輸さん。西村社長は先代であるお父様から事業を引き継いだそうですね。
 
西村 はい。1988年に父の西村昌が始めた運送業を、2014年、29歳の頃に2代目として継承しました。2017年で設立30周年を迎えます。
 
山本 お若くして経営者という立場になったとき、戸惑いはありませんでしたか?
 
西村 不安はなかったです。幼い頃からトラックの助手席に乗せてもらい、汗水流して働く父を見ながら育ったので、仕事内容も自然と覚えていましたからね。「いつかは父の仕事を継がねば」という気持ちでいました。ただ、事前に相談もなく、突然代替わりを発表されたときは、さすがにびっくりしましたね(笑)。
 
山本 お父様からのビッグサプライズだったんだ(笑)。きっと、代替わりの意志を確認する必要も感じないほど、深く信頼されていたのでしょう。父子の絆が伝わってくる素敵なエピソードです。どの業界でも跡取りがいなくて困っている経営者が多いですから、そういう方々にとって西村社長のような存在は、うらやましく感じるかもしれないですね。