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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 1967年生まれ。大阪府出身。大阪経済大学経営学部卒。金融業界に就職して営業職に配属。1年半後、人事部教育課に異動。主に新入社員を対象にコミュニケーション研修やリーダーシップ研修などを実施し人材育成のスキルを磨く。関東圏と関西圏で管理職を10年経験。自主退職してからは、人の成長を実感できる仕事を希望し、福祉業界で就労移行支援の経験を積んだ。2016年に独立してRETRIEVE HOUSE(株)を設立。【ホームページ
 
 
 
オフィスビルが立ち並ぶ大阪市中央区南船場。その地で障害者の就労支援を行うのが、RETRIEVE HOUSE(リトリーブハウス)株式会社だ。そのサポート内容は、パソコン技能の向上やビジネスパーソンとしての心得を培うといった、就職を具体的に見据えたものである。「自立に向けた滑走路として、当事業所を利用してもらいたい」。そう話す鳩山建吾代表取締役に、障害を持つ人の可能性や、サポートする側の思いを語ってもらった。
 
 
 

人材育成の経験から就労支援事業をスタート

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 就労移行支援事業所「リトハウス長堀橋」と就労継続支援B型事業所「リトファーム南船場」を運営するRETRIEVE HOUSEさん。鳩山さんがこの事業で起業をしたきっかけを教えてください。
 
鳩山 約18年勤めた金融会社をリーマンショック後の2009年に希望退職し、人と関わる仕事がしたいことと、やりがいがありそうということから福祉業界に入ったのがきっかけでした。その中で選んだのが就労支援事業だったのは、かつて出向先で障害者の雇用促進を手がけた経験を活かせると思ったからです。その後、就労支援事業に携わるうちに、私自身が思う、利用者本位の事業所をつくり、利用者本位の仕事がしたいと考え、独立を決めました。
 
畑山 金融と福祉というと、一見畑違いに思えます。でも、人材育成や雇用促進のキャリアを活かすと考えるならば、畑違いということはないですよね。屋号の意味も教えていただけますか。
 
鳩山 「RETRIEVE」は「再び見つける、取り戻す、救う、救い出す」という意味。「HOUSE」は「集う場所、家族的、小さな会社」という意味があります。ただ、RETRIEVE HOUSEだと長いので、施設名は「リトハウス」、「リトファーム」と略して、親しみやすくしました。