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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 群馬県出身。少年時代は絵を描くのが大好きだった。工業高校を卒業後、地元の工場に就職。しかし、絵を描くことへの思いを捨てきれず、図面製作に携わる住宅関係の業界などで働いた。その後、不動産総合商社を経て、(株)ネクストプラスを設立する。住宅会社・工務店など各社の営業社員を対象にスケッチの講師を始め、延べ1000名以上を指導。(一社)全国ハウジングマイスター協会の代表理事を務めるなど、業界発展にも尽力している。【ホームページ
 
 
 
スケッチを住宅販売の営業に利用し、成約率やアポイント獲得率向上に向けた研修を行う、株式会社ネクストプラス。営業担当が顧客のニーズをイラストにすることで、住宅の完成イメージをスムーズに伝えられるうえ、ニーズを汲むヒアリング力がアップするという。パソコンを利用した作図が全盛の現代にあっても絵が持つ価値は衰えないと、戸谷信彦代表取締役は語る。その真意に迫った。
 
 
 

断てなかった絵への思いが夢を叶えた

 
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インタビュアー 鶴久政治(ミュージシャン)
鶴久 ハウスメーカーなど住宅会社向けに営業強化研修を手がけるネクストプラスさん。まずは戸谷社長の歩みから教えてください。
 
戸谷 私は子どもの頃から絵を描くのが好きで、高校時代はある漫画家さんに弟子入りをお願いしたこともありました。そのくらい好きだったんです。ただ、漫画家として生きていくのはさほど現実的ではないと考え、卒業後はライン作業の工場に就職しました。
 
鶴久 夢とは違う職種で社会人の第一歩を踏み出されたと。絵への気持ちは封印したわけですか?
 
戸谷 封印は無理でした(笑)。いろいろな仕事を経験した後、大手不動産会社に転職したんです。それから約10年、経営企画の責任者を務めていた間も絵に対する気持ちは捨てがたく残っていましたから。その後、不動産総合商社のネクストワンインターナショナル株式会社への転職が転機になりました。あるとき、同社の遠藤一平社長に、遠藤社長が考える経営ビジョンを絵にしてプレゼンしたところ、とても喜んでくれて。「このサービスは、他の会社にも絶対必要ですよ!」と言ってくれたんです。この時に、経営者にニーズがあることを、私も確信しました。そして、同社で働き続ける中で、スケッチセールスの技術を工務店に教える仕事ができないかと考え、このように一つの事業として独立させていただきました。
 
鶴久 思いを持ち続けていたことで、とうとう絵に関わる仕事に到達されたわけだ!
 
戸谷 そうなんです。子どもの頃の夢は、捨てずにいれば叶うものなんだと思いましたね。
 
 
 
 

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