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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 川上麻衣子(女優)
川上 京都市下京区で建築や店舗の設計監理をはじめ、インテリアや家具のデザインなども手がける吉川弥志設計工房さん。吉川代表はどういったきっかけで建築業界に?
 
吉川 私は工業高校で化学を専攻していたので、卒業後は医薬品製造と販売を行う大手企業に就職しました。けれど製薬の現場ではやりがいを見出せなかったので、数年後に退職し、設計事務所に転職したんです。それが今の仕事を始めるきっかけですね。
 
川上 製薬から建築に行かれるなんて、大胆な転身ですね! 
 
吉川 「本当にやりたいことは何だろう」と自問した時、機械製図やプラント製図など、図面を描くことが好きだった自分を思い出したんです。とはいえ、建築学科を卒業していない人間を雇うところなんてなかなかなくて。なんとか採ってもらったのが、建築確認申請を行っている設計事務所でした。その後は、3~5年のサイクルで5ヶ所の事務所を転々としながら経験を積んで、1999年に起業しました。
 
川上 へぇ~、知識も経験もない状態から“好き”という情熱で夢を叶えてしまうなんて、素敵です! 一級建築士の資格を取るのは大変だったでしょう。
 
吉川 大変でしたね。設計事務所にはそれぞれ得意分野があるので、各所で勉強させてもらいながら、まず二級建築士の資格を取りました。一級建築士の資格を取得したのは、独立から2年後です。
 
川上 二級は取れても、一級はそう取れないと聞きますから、すごいですよ。独立後はいかがでした?
 
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吉川 最初は知り合いの工務店さんに頼んで、1枚5000円で鉛筆パースを描く仕事をいただきました。お金に窮する時期もありましたが、なんとか食いつないでいましたね。
 
川上 その苦労が実を結んで、今では住宅に病院、店舗にギャラリーなど、様々な設計の仕事をいくつも抱えるようになられたわけですね。どれも洗練されていて、とっても素敵です。
 
吉川 ありがとうございます。建築の素人が仕事で認められるためには、人一倍の努力が必要ですから、できることはやるようにしてきました。あとは指導してくださる方が大勢いたことも、幸運でしたね。
 
 
 
 

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