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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ものづくりは人づくり 
育てる派遣で建設を支援

 

人の問題は、人の教育で解決

 
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名高 業界経験者を採用したほうが早いのはわかりますが、数が限られた経験者を派遣会社が奪い合う状態となれば、派遣先の人手不足は一向に解消しないでしょう。
 
田中 おっしゃる通りです。派遣先から「人手が欲しい」という要請があっても、派遣スタッフがいなければ派遣はできません。だからこそ“人”の問題を解決するために、私は教育に力を入れてエンジニアを育てたいと考えました。
 
名高 なるほど。ちなみに、エンジニアパートナーさんの派遣先にはどのような業種の会社が多いのですか。
 
田中 プラント業界が中心です。プラントとは、複数の機械・装置を組み合わせた大型産業設備のことで、プラント企画、システム設計、施工、建設、運転、アフターケアまで様々な業務があります。
 
名高 私の生家は金属部品の製造工場を営んでおり、プラントのことはある程度理解できます。エンジニアを育てたいとのことでしたが、育成には時間がかかるでしょう?
 
田中 そうですね。確かに時間はかかります。ただ、IT業界などとは異なり、頻繁な技術のバージョンアップがないので、一度技術を身につければ、長くプラント業界で働いていくことができます。体力的にも負担は重くなく、60歳を過ぎても働いている方もいますよ。
 
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名高 つまり、身に付けた技術は一生ものということですね。
 
田中 はい。そのため、弊社では業界未経験の人でも積極的に採用し、2~3週間の社内研修を経て実際の業務に就かせることにしています。多くの派遣会社では採用後、すぐに実務に就かせますが、そうすると派遣スタッフの資質を見定めないまま派遣することになり、ミスマッチが起こりやすくなるんです。
 
名高 履歴書や面接で経歴はわかっても、スキルや性格まで詳しく知ることができませんものね。
 
田中 弊社ではまず、報告・連絡・相談の重要性を認識してもらうなど、基本的なビジネス講習から始め、その後、実際に現場を経験しているスタッフの話を聞かせて、業界で働く自分をイメージしてもらいます。さらに、本人のやる気に合わせ、酵素欠乏危険作業主任者や玉掛特別教育、足場組立等作業主任者といった公の資格取得も支援し、最終的には自分の裁量で現場を切り盛りする現場監督の育成を目指しています。