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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 神奈川県出身。高校までサッカー、大学ではウィンドサーフィンに打ち込む。高校時代の怪我をきっかけに人体に興味を持ち、一時はトレーナーを志した。大学卒業後はコンサルティング企業勤務を経てホテル業界に転職し、サービス業を基礎から学ぶ。その後、父が経営する(株)三浦商会に入社してガソリンスタンド運営に勤しんだ。現在はストレッチ専門店「フリーロム」を併設し、体と車をメンテナンスするガソリンスタンドとして話題を集めている。【ホームページ
 
 
 
神奈川県横浜市の副都心に位置づけられる戸塚町。この地で45年以上、地域密着でガソリンスタンドを運営するのが株式会社三浦商会だ。法人をはじめ、警察署や消防署など公的機関とも契約を結ぶ、その老舗ガソリンスタンドが、2017年5から新サービスを開始した。それがストレッチ専門店「フリーロム」だ。ガソリンスタンドに、なぜストレッチ店を? 多くの人が疑問を抱くだろうが、三浦宏平代表取締役が語る理由を聞けば納得だ。
 
 
 

体と車のメンテができるガソリンスタンド

 
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インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
 ガソリンスタンドと、ストレッチ専門店「フリーロム」を運営する三浦商会さん。驚きなのが、フリーロムはスタンドに併設されている点です。給油所内でストレッチ店を手がけるまでの経緯を教えてください。
 
三浦 弊社は、祖父、現在は会長を務める父の代、そして私の三代にわたって、ここ神奈川県横浜市の戸塚町で47年間ガソリンスタンドを営んでいます。しかし、ハイブリットカー、電気自動車の登場や若者の車離れなどの影響で、ここ最近は業界全体の売り上げが低迷。状況を打破する一手を探している中で、私が追突事故に遭い、怪我を負ったんです。快復のために様々な治療を施した中、パーソナルストレッチを受けたところ、劇的な効果を体感して、「ガソリンスタンドとストレッチ店を併設すればおもしろいのでは」と考えるようになったんですよ。
 
 確かに興味深い組み合わせです。というより、まず思いつきません(笑)。
 
三浦 高校時代、サッカーを通じて怪我の原理や体の仕組みに関心を持ち、トレーナー志望だったことも大きかったですね。ただ、発想が突飛なため、当初は自分でも成功するか半信半疑でした(笑)。そこで、地元商工会の助成金制度に、事業内容の評価目的で申し込んだんです。申請が通ったことで、自信を持って事業を始められましたね。