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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 西岡利晃(元ボクシング世界王者)
西岡 株式会社縁セレモニーさんでは、お葬式の中でも家族葬を専門にされているそうですね。橋本社長がお葬式の仕事に関わるようになったきっかけを、教えていただけますか?
 
橋本 私の父がもともと葬儀業界の人で、社会に出て建設会社で働いていた私に、「奥が深くてやりがいのある仕事だぞ」と常々言っていまして。はじめは真面目に受け取っていなかったのですが、23歳の時に父が病気で亡くなり、喪主を務めることになったのが大きな転機となりました。
 
西岡 そうでしたか・・・。喪主として葬儀会社の方たちの仕事ぶりを間近で目にされて、どう思われました?
 
橋本 通夜が終わり、「これが父がいつも見ていた景色か、父はすごい仕事をしていたんだな」と素直に思いました。気が動転している喪主の私を始め、泣きながら棺に倒れこむ祖母、悲しみながらも久々の再会に成長を喜ぶ親族、通夜振る舞いで、「明るく見送ろう!」と泣きながら笑いビールをのむ親戚。その全ての方々を支え導き進行をしていく中で、みんなの心を救っていくスタッフの言動。お葬式という営みは、たくさんの気遣いと心で成り立ち、「実は人を救う仕事なんだ!」と気付かされ、「すごく素敵な仕事だな、これが俺の生きる道だ!」と感銘を受けました。それでお通夜が終わった後、その葬儀会社の社長に、「働かせてください」とお願いしたんです。
 
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西岡 その場で決心されたんだ! それだけ心が動いたんですね。それから実際にご経験を積まれた中で、葬儀業とはどんなお仕事だと感じていますか?
 
橋本 ご遺族様を始め、故人様をお送りする皆様に対し、私たちがどう死の受け留め方を伝え、必要な言葉をかけ、サービスをご提供するか。そして最後の2日間で、ご遺族様が故人様へ感謝の思いを伝えるための環境づくりをどこまで徹底できるか。まさに“究極のサービス業”だと感じました。
 
西岡 なるほど。