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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

女性視点で配慮に長けた
整理サービスを提供する

 

上から見るか下から見るかで風景が変わる

 
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西岡 現在、何名体制で業務を行っているのですか?
 
細野 5名おり、ほとんどが女性です。お客様は知らない人を家に上げるわけですから、女性スタッフがいたほうが安心できると思うんです。
 
西岡 その通りだと思いますよ。女性ならではの細かい気配りや思いやりがありますからね。
 
橋本 家を汚さない、傷つけないといった当たり前の配慮はもちろん、物品の整理にも女性の感性が活かせるんです。洋服の整理は代表格ですね。スカーフとハンカチの違いがわからなければ、きちんと整理はできませんから(笑)。
 
細野 私も橋本にはずいぶん教えてもらいましたよ。現場では私は一介の従業員になりますから、ビシバシ指示されるんです(笑)。
 
西岡 非常に良いチームワークで成り立っている会社なんだと、今のお話から伝わりますよ。細野社長はお客様目線であり、また従業員の立場に立つことのできる経営者だと思います。
 
細野 私がいつも思うのは、人は立場によって見える風景が違うということです。例えば、人とお会いしたとき、下から見上げれば鼻の穴の中まで見えてしまうでしょう。良いチームワークをつくるなら、相手の目線を考えることが必要不可欠なんです。
 
西岡 Arcusさんのように、上司から頭ごなしに物を言われない環境だと、スタッフの方も仕事が楽しいと思います。
 
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橋本 お客様のために何ができるか、どうすれば喜んでいただけるかを考えることに集中できますよね。誰かの命令によって行動するのではなく、自分で考えて動いた結果、お客様から「ありがとう」の言葉をいただけると、やりがいもより大きくなります。
 
細野 今後は遺品整理・特殊清掃に特化した業者として、広く知られる企業にしていきたいと思っています。「遺品整理・特殊清掃のアーカスです!」を合言葉に頑張りますよ!
 
西岡 便利業や廃棄物処理業と混同されがちな世間のイメージを変えていくことは大変な仕事だと思います。しかし、僕のボクシング世界王者への挑戦もそうであったように、地道に努力を積み重ねれば、きっと道は拓けますよ。本日は、お客様目線であることやチームワークの形成など、経営者としてもたいへん勉強になるお話をありがとうございました!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
気の合う仲間とビジネスを通じて“真剣に”遊ぶことですね。おもしろいからこそ、一所懸命に取り組めるんです。
(橋本直美)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 遺品整理・生前整理のアーカス/株式会社Arcus
■ 本社 〒641-0013 和歌山県和歌山市内原837-4
■ 事業内容 遺品・生前整理・特殊清掃
■ 設立 平成21年11月
■ 従業員数 5名
■ 主な取引先 株式会社システムキューブ/株式会社リアイブ
■ ホームページ http://ihinseiri-arcus.co.jp