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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 神奈川県出身。大学卒業後、建築資材のメーカーに就職。倉庫や店舗に使用する床材の販売を経験する。2011年に東日本大震災の影響で父親が経営する(株)アステックの業績が下降したことを機に、家業に入った。専務取締役として業績を立て直すいっぽうで、インターネット販売にも注力。アメリカのクォーツストーンメーカー「CAMBRIA」の日本総代理店契約を締結し、2017年6月にはショールームもオープンした。【ホームページ
 
 
 
旅館やホテルの浴槽は、美しく機能的だ。それらは皆、関係者の厳しい目で選ばれている。その審美眼に叶い、主に全国の宿泊施設に向けて15年間で約5000台もの浴槽を販売するのが、株式会社アステックだ。石材や木材を基調としたアステックの浴槽は、高級感に溢れていて美しく、確かな機能性も備えている。浴槽の魅力と、今年2017年から新たに扱い始めたアメリカのメーカー、CAMBRIA(カンブリア)の石材について、内山雅揮専務取締役が話してくれた。
 
 
 

商品に魅力を感じて立て直しを決断

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 アステックさんは全国のホテルや旅館、一般住宅向けの浴槽を製造・販売されているそうですね。今日は、今年6月に東京都の南麻布にオープンしたショールームにお邪魔しています。浴槽がたくさん並んでいますね。どれも木と石でできているからか、高級感があって素敵です!
 
内山 木材と石材は、私たちがつくる浴槽の中でも主力となる素材です。その素材の良さを小さなサンプルではなく空間全体で感じていただきたいと、こちらをオープンしました。
 
石黒 ショールームも黒を基調にシックな雰囲気があって良いですね。浴槽について詳しくお聞きする前に、まずは会社の歩みについて聞かせてください。
 
内山 弊社は、1988年に父が創業した会社です。最初はホテルの大浴場など、24時間稼働しているお風呂の水質をクリーンにする循環ろ過装置を取り扱っていました。宿泊業に密接に関わる中で、「こんなお風呂が欲しい」という業界の要望を受けて以降は、浴槽の製造にも携わるようになったんです。
 
石黒 業界のニーズから、新たな事業を興したんですね。内山専務が入社したきっかけはなんだったのでしょうか。
 
内山 2011年の東日本大震災でアステックの業績が下降したことがきっかけです。私自身は大学卒業後、建築資材のメーカーに就職していたのですが、もともとアステックが取り扱う商品ははたから見ていておもしろいと感じていたので、まだ立て直せると思ったんです。
 
石黒 へぇ~、それで心を決めて専務に。内山専務がおもしろいと感じた商品がどんなものか、気になります。ぜひ見せてください!