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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

小さな目標を大切にして 
自信をつける就労支援

 

苦手とは、得意になる機会がなかっただけ

 
畑山 就労継続支援A型事業とは、具体的にどんな内容なのでしょう?
 
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上田 障がいを持った方と雇用契約を結んだうえで、その方が一般の企業で働けるようにサポートしていく事業です。弊社ではLike Companyの業務補助を通して、毎日出勤するという習慣づけや挨拶、言葉遣いといったマナーなど、基本の部分から学んでもらっています。プレジールでは現在、十数名の方が働いており、性別や年齢、持っている障がいも様々。でも、皆さん一般就労に向けて頑張ってくれていますよ。
 
畑山 つまり、お給料をいただきながら職業訓練を受けられる仕組みなのか。ネットショップの業務補助ならパソコンを使うと思います。中にはキーボードに触れたこともない人もいるのではないですか?
 
上田 電源を入れるのも初めて、という方もおられます。でも、今まで機会がなかっただけで、練習すればパソコンが得意になるかもしれません。今はローマ字入力ができて当たり前の時代でもあるので、不慣れな方にも少しずつ学習してもらっています。また、業務補助の作業には、ネットショップ上に掲載する商品写真の加工もあり、Photoshopという画像加工ソフトを使用します。Web制作など、様々な業種、場面で利用されているソフトなので、この操作を修得できれば、一般就労にも役立つと思いますよ。
 
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畑山 「今まで機会がなかっただけ」という意見には、とても共感できます。上田社長は、利用者さんの隠れた可能性を引き出す存在でもあるんですね。
 
上田 ただし、継続して出勤してくれなければ、その成長を促すこともできませんから、まずは利用者様が少しでも出社しやすい環境をつくり、維持することを意識しています。「ちょっと元気がないな」という方には、きちんとお話を聞いて、改善するようにしていますね。
 
畑山 利用者さん、一人ひとりとのコミュニケーションを大事にしていらっしゃるのが伝わってきます。
 
上田 利用者様の支援をする専門のスタッフもいますので、連携を取りながら、それぞれの個性に合った、話の切り出し方や聞き方を、よく考えるようにしています。
 
畑山 いやぁ、お話を聞いていて、働くのが楽しくなりそうな環境だと感じますね。そういった環境だと、離職率もずいぶん低そうだ。
 
上田 おかげさまで、離職される方はほとんどいません。いても、「したい仕事が見つかった」「学校へ通いたくなった」など、新たな目標に進まれる方ばかり。アットホームな雰囲気で、私も含めて和気あいあいと働けていますよ。
 
 
 
 

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