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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 川上麻衣子(女優)
川上 歯科医師向けの医療機器の製造をされている株式会社セキムラさん。特に、リラックス効果があり治療中の不安を和らげる「笑気麻酔」に力を入れられているそうですね。
 
新沼 はい。笑気麻酔は適度な鎮静効果と鎮痛効果があります。白衣を見ただけで緊張する、または歯科で使用するドリルの音が怖いといった患者様、特に小さなお子さんに喜ばれています。また、治療中に暴れてしまうような障がいを抱えた方なども、笑気麻酔をご使用いただければ、非常にリラックスした状態で施術を受けられるのです。実際に使用されている歯科医の方からは「今まで通院を嫌がっていた患者様が、病院に来るのを楽しみにしてくれるようになった」というお声をいただくことも多くあります。
 
川上 すごい効果ですね! しかしそれだけ効くとなると副作用が心配です。その点は安全なのでしょうか?
 
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新沼 極めて安全性が高いのが笑気麻酔の特長です。一般的に麻酔、特にガスで麻酔を吸入しながら治療すると聞くと、初めての方は、「大げさ」「怖い」「意識がなくなるのでは?」などのイメージをお持ちになる方もいます。しかし笑気麻酔は眠ることなくリラックスした状態で、先生と会話しながらでも治療が可能です。また、全身麻酔などの他の麻酔に比べて鎮静効果の発現と麻酔からの覚醒が速やかで、治療後の頭痛や吐き気などもありません。治療が終わった後に歩いて帰宅してもらっても全く問題ないほどです。さらに医療機器として安全面の設計に関しては万全の体制をとっています。というのも、笑気麻酔は酸欠を防ぐため必ず酸素と混ぜて吸う必要があり、万が一何らかの故障でボンベから酸素の供給が行われなくなってしまった際には、即刻ガスが止まるように設計されています。
 
川上 そこまで製品の安全性を徹底してくれると、患者さんも安心して笑気麻酔を使えるでしょうし、安全性を理解してもらえれば笑気麻酔の需要も増えていくと思います。
 
新沼 そうですね。笑気麻酔は普通の麻酔と比べるとどうしても需要や知名度が低いので、大学の先生方とタイアップして安全な使い方をしていただくためのセミナーも行っています。この活動を通じて、笑気麻酔の安全性をさらに認知してもらえればと考えているんです。