B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー タージン(タレント)
タージン 京都府宇治市に拠点を構え、一般土木工事や深礎工事、土壌汚染の調査、地中熱利用システムの工事など、幅広い事業を手がける株式会社宇京さん。まずは、辻社長の歩みを教えていただけますか。
 
 私は高校卒業後、父が社長を務める深礎工事の会社に入社しました。深礎工事というのは地中に杭を打つ工法の一種で、その立坑の中にスタッフが入り工事を行います。父が経営していた会社で10年務めた後、東京の会社に転職しまして。環境・エネルギーの分野で、土壌汚染調査や地中熱を利用したシステムの工事に携わり実績を積んできました。そして入社から8年後、義理の兄が経営する有限会社宇大に参加するため京都の宇治市へ帰ってくることになったんです。
 
タージン お義兄様は、辻社長の豊富なご経験に期待してお声をかけたのでしょうね。
 
 そうですね。実は私の妻も、当時東京の同じ会社で土壌汚染調査業務を続けてきた技術者なんですよ。京都に戻ってからは業務を分担するため、今年2017年1月に弊社を設立しました。妻は義兄の会社・宇大の環境部門で土壌汚染調査業務に携わり、弊社も地中熱利用システムの工事を開始し業務を広げることになったのです。
 
タージン ご夫婦の力で、両社の事業が格段にパワーアップしたわけですね。ところで、地熱や地中熱という言葉はよく聞くようになりました。どのようなものでどんな利用法があるのか教えてください。
 
glay-s1top.jpg
 一般的に言われる地熱は、2つの種類に分けられます。地下200mまでの熱を地中熱、それより下の地中の熱を地熱と呼ぶんです。もともと北海道などの寒冷地で、道路に降り積もった雪を溶かす等の用途で地中熱が利用されてきました。これをさらに発展させ、冷暖房にも使おうというのが地中熱利用システムなんですよ。
 
タージン 冷暖房ということは、エアコンに地中熱を活用するのでしょうか。
 
 おっしゃる通りです。エアコンの室外機を地中に埋めれば、年間を通して温度変化が少ないためコンプレッサーの稼働を抑え省エネになる──というのが、地中熱を利用した冷暖房システムですね。現在は中~大規模施設などでの利用が主であるものの、補助金制度もあり技術の伸びしろも大きいので、これからますます普及するでしょう。