B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。品川区で製麺会社を営む父のもと、幼少期から麺づくりを身近に感じて育つ。ラジオなどを分解して楽しむ、細かい作業が好きな少年でもあった。家業に入ってからは麺づくりでも好奇心を発揮。素材の分量計算にパソコンを駆使しつつ、ごぼうや柚子、山椒、モロヘイヤなどを生地に練り込んだオリジナル麺を考案した。多くの人に「橋爪製麺の麺」を知ってもらいたいと、飲食店も開業。現在は3店舗を直営している。【ホームページ
 
 
 
株式会社橋爪製麺の代表取締役・橋爪利幸氏は、ほうれん草を練り込んだ「翡翠麺」を日本で初めてつくった人物を父に持つ。また橋爪社長自身も、ごぼうや柚子、山椒、モロヘイヤなどを練りこんだ数々のオリジナル麺を世に送り出している。そんな橋爪社長が目指すのは、「米と言えばコシヒカリ」と言われるように、「麺と言えば橋爪製麺」と言われるようなブランド力を持つこと。橋爪社長に製麺にかける情熱と、事業を支える従業員一同への感謝の気持ちを余すことなく語ってもらった。
 
 
 

日本で初めて翡翠麺をつくった橋爪製麺

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 杉田かおる(女優)
杉田 橋爪製麺さんは様々なオリジナル麺を開発されているそうですね。
 
橋爪 はい。創業は1949年。私の父が品川区に製麺工場を立ち上げたのが始まりでした。当時は中華料理店専門の製麺会社として事業を営み、お客様である料理人の方々から懇意にしていただいてきたそうです。新しいお客様をご紹介してくださる方もたくさんいらっしゃったので、皆様が事業を成長させてくださったという感謝の気持ちは今も尽きません。おかげさまで、現在は中華麺に限らず、パスタをはじめとする様々な種類の麺を手がけられるまでになりました。
 
杉田 御社のお客さんが、事業の成長を支えてくれたんですね。そう言えば、中華料理でよく使われている、翡翠麺を最初に手がけたのも橋爪製麺さんだとか。
 
橋爪 「日本にはない麺を」とのリクエストに先代が応え、香港で食されていた、ほうれん草を練り込んだ麺をつくったんです。ご依頼くださったレストランが「翡翠宮」という名前だったことから、翡翠麺と名付けました。
 
杉田 鮮やかな緑色で、「翡翠」という名にぴったりですよね。