
インタビュアー 時東ぁみ(タレント)
林 やはり、企業の多くが「障がい者」と聞くと、そのつもりがなくても一歩引いてしまうことでしょうか。身体障害にしろ精神障害にしろ、自分自身がふとしたきっかけで同じ境遇になってしまう可能性はあるのだから、誰もがお互いを理解し合い、共感しながら働ける社会をつくりたい。そう願ってこの事業に取り組んでいます。
時東 3年後の2020年に東京でパラリンピックが開催される頃には、障がいを持つ人もそうでない人も、一緒に過ごせる社会になると良いですよね。そのために、サンライトさんの運営で心がけていることがあれば教えてください。
林 当施設は就労に向けた訓練所ですが、障がい者のための“居場所”でもあるということも1つの特色ですね。障がいを持つ方が社会に踏み出すきっかけを見つけるのは、なかなか難しいことです。だからこそ、厳しいプログラムで指導するのではなく、一人ひとりの状況に合った支援を行うことで、「また明日も頑張ろう、サンライトに来たい」と喜んでいただける施設を目指しています。
時東 例えば、心の病で家を出るのも大変な方もいますよね。そういう方は、毎日頑張って必ず決まった時間に来なくても、大丈夫でしょうか。
林 はい。最初は週に1回だけという利用の仕方でもかまいません。慣れるに従って2回、3回と来て、滞在時間を増やしていくことができれば、それで十分なんですよ。
時東 例えば、心の病で家を出るのも大変な方もいますよね。そういう方は、毎日頑張って必ず決まった時間に来なくても、大丈夫でしょうか。
林 はい。最初は週に1回だけという利用の仕方でもかまいません。慣れるに従って2回、3回と来て、滞在時間を増やしていくことができれば、それで十分なんですよ。