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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

目の前の一人を大切に! 
IT事業を軸に地域貢献

 

仮想通貨のモデルタウン化で町おこし

 
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矢部 そもそもビットコインとはどういったものなんでしょうか?
 
古川 数ある仮想通貨の1つで、その代表と言えるのがビットコインです。紙幣や硬貨を用いずに運賃を支払うSuicaのようなものとイメージしてもらえればわかりやすいと思います。ただし、Suicaは“チャージ”をする、料金前払い方式なのに対し、ビットコインは“換金”あるいは“両替”方式が採用されています。ここが電子マネーとは大きく異なる部分ですね。
 
矢部 なるほど。では、使用するメリットについて教えてください。
 
古川 「実像がない」ために不安がる人もいます。でも、正しい知識があれば安全なお金ですよ。メリットは、送金などの手数料が、一般的な銀行手数料の1割程度しかかからないから、とにかく経済的なこと。また銀行と違って営業時間などがないため、365日24時間、地球の裏側へも数分・数十分で送金が可能です。そして、どの国家にも属さないグローバルな仮想通貨なので、ビットコインに換金しておけば、例えば日本円の価値が急落した場合でも資産は減らない。つまり、自分の資産を避難させておける――と考えることもできます。
 
矢部 それはすごいですね。仮想通貨にそこまでメリットがあるって、日本で知っている人は少ないんじゃないかな。
 
古川 確かにそうかもしれません。しかし、2016年に日本政府が仮想通貨の技術を高める方針を打ち出しています。ですから、手紙から電子メール主体の世の中になったように、通貨が仮想通貨で代用される日も近いと私は考えています。そこで、私の地元である神奈川県の大和市・綾瀬市を、ビットコイン流通のモデルタウンにするために活動しているんですよ。
 
矢部 それはおもしろそうな取り組みですね! 先行地域として注目を集めれば、町おこしにもつながりそうです。
 
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古川 狙いはまさにそこで、地域活性化により若者の流出防止、転入の増加につなげたいんです。
 
矢部 具体的な取り組みとしてどんなことをされているんですか?
 
古川 まだ草の根レベルの活動ですが、情報サイト「まいぷれ」の運営が役立っています。このサイトは大和市・綾瀬市の企業やお店、イベント情報を掲載して、人と人をマッチングさせるもの。サイトを運営することで多くの地域住民の方と知り合えますから、ビットコインを流通させる仕組みづくりにつなげていこうと考えています。
 
矢部 「人と人をマッチングさせる」と力強くおっしゃったところ、情報を単に発信するサイトではなさそうですね。
 
 
 
 

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