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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 神奈川県出身。中学卒業後、建築業界に入り、22歳までとび職人として働く。その後、起業を目的とした各種資格取得や多岐にわたる業界経験を経て、28歳の時に人生の師匠と出会う。それと同時期にIT会社にて営業職としてキャリアをスタートした。30歳の時に会社を引き継ぐ形で代表取締役に就任。メイン事業であるシステム開発を堅実に成長させる。いっぽう、仮想通貨を流通させるモデルタウン化や地域情報サイト運営などで地域貢献活動も実施。既存のIT業界の枠にはまらない事業展開を行っている。【ホームページ
 
 
 
業務であるIT事業とは別に地域貢献活動を行うJEC(ジェック)インターナショナル株式会社。代表取締役の古川淳一氏は、とび職人を経てIT業界に転身した異色の経歴の持ち主だ。中学校生活の3年間で、授業に顔を出したのは、なんと100日だけ。「若気の至りというような経験に後悔したこともあったが、今はむしろ感謝している」と言う。その真意を掘り下げると、IT分野にとどまらない事業展開の訳が見えた。
 
 
 

ITだけではないITソリューション企業

 
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インタビュアー 矢部みほ(タレント)
矢部 ITソリューション事業などを手がけるJECインターナショナルさん。古川社長は昔、とび職人だったと聞いています。ずいぶん異色のご経歴ですね。
 
古川 そうですね。中学を卒業してから22歳まで建築業界で働いていました。28歳の時に縁があって、親類が経営していたIT企業で働くことになり、リーマンショック時に立ち上げようとしていたIT関連企業の創設に携わることになりましてね。それ以来、そちらで営業兼副社長として働くことになったんです。そして、入社3年目に経営を引き継ぐ形で、その会社の子会社として独立しました。
 
矢部 中学を卒業してから10年くらいの間で、かなり中身の濃いご経験をされたんですね。相当な努力をされたのでは?
 
古川 技術や知識は、勉強をしたり経験を積んだりすることでいくらでも伸ばせますからね。学歴に関しては高卒認定を取得しました。他に、自身で経営していくのに必要と思えたので簿記の資格も取得しましたし、建築系の資格もそれなりに取得しました。
 
矢部 熱心に勉強されたんですね。それにしても、建築とITってだいぶ畑違いの業界です。不安はなかったんですか。
 
古川 とび職もITも何も変わりませんよ。ものをつくるという観点から見た時に、それが手でつくるものなのか、コンピューターでつくるものなのか――違いはそのくらいです。ただ、将来を見据えた時に「これからはITが世界を先導する」という意識は、起業を考えた25歳から絶えず持っていました。
 
矢部 そもそも苦手意識がなかったと。現在はシステム開発がメイン業務とうかがっています。古川社長も第一線で作業されているのですか?
 
古川 比率的には新規事業が多いですね。現在はビットコインと情報サイト「まいぷれ」に関わる活動に注力しています。
 
矢部 どちらも気になる話題ですね! ぜひ詳細を聞かせてください。