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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

デザインから施工まで
一貫して請け負う工務店

 

頼れる腕利き職人たちと施工まで手がける

 
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相原 調度品へあれだけこだわるということは、設計にも相当心を入れておられるんでしょうね。
 
丸山 デザインから施工まで、全て魂を込めますね!
 
相原 え、施工もされるのですか?
 
丸山 一般的なデザイン会社は図面を引いて終わりだと思いますが、私は最初から最後まで自身で手がけたい主義なので。デザインと施工で分断されると、意見が食い違い、意思伝達でタイムロスすることがありますからね。その分一度にたくさんの仕事はお受けできませんが。
 
相原 それでも、納得の仕事ができるスタイルを選ばれたわけだ。依頼から完成までワンストップなら、依頼主もありがたいと思いますよ。
 
丸山 店舗デザインの場合だと、看板やロゴ、紙袋のデザインなども請け負いますよ。設計前に店のコンセプトやターゲット層をヒアリングするので、「お店のロゴはこんな感じがいいかも」と案が浮かんでくるんです。クライアントからも「別の会社にまたコンセプトを説明する手間が省けた」と喜んでいただけますね。
 
相原 つまり、空間だけでなく店舗全体を見据えて全てのデザインを組み立てているのか。その広い視野があるから、デザインから施工まで一貫して担えるのかもしれないな。
 
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丸山 いえいえ、特に現場では職人に助けられることが多いですよ。例えば、私は「塗りたい色が日塗工の色品番にない」とか「この壁に漆は使えないけど、それっぽく塗りたい」等、いろいろな要望を出します。そんなとき職人たちは、現場で何度も何度も塗料を混ぜて、私の理想の塗料を調色してくれたり、“漆っぽい塗料”として、自動車用の塗料で施工してくれたり。本当に人の努力に助けられています。
 
相原 熱い関係性ですね! 全工程で魂を込める丸山社長を、職人さんたちも現場でしっかりと見ているから、「無茶な依頼にも応えようじゃないか」となるんだと思います。そういう人と人が支え合いながらつくる店舗や旅館なら、現場を知らないクライアントさんにも良さが伝わるんじゃないですか。
 
丸山 確かに、皆さんが「ここ、いいね」とおっしゃるのは、たいてい苦労した部分ですね(笑)。苦労が報われると同時に、「建築って本当に人の手でつくるものなんだな」と実感します。
 
 
 
 

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