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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 京都府出身、滋賀県育ち。高校生のときに空間デザイナーを志し、大学で専門的に学ぶ。卒業後は大手デベロッパーに就職し、営業や企画などの部署で勤務。建築に対する幅広い視野を養った。子育てと並行して経理とデザインの仕事を続け、本格的に現場復帰してからは、店舗デザインを中心に活躍。現在は京都での旅館デザインも手がけている。
 
 
 
京阪神で店舗や旅館の空間デザインを手がける株式会社malba design(マルバデザイン)の丸山英里代表取締役。設計から施工まで一貫して受け持つ丸山社長は、モダンかつ遊び心のあるデザインセンスと、年季の入った職人たちにも引けをとらない建築スピリットの持ち主だ。男か女かだとか、デザイン会社か施工会社かだとか、そんなことは関係ない。「建築が好き」という心が1つになれば、人の心に残る建物をつくることができるのだ。
 
 
 

古びた京町家が趣のある京都の旅館に変身

 
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インタビュアー 相原勇 (タレント)
相原 今日はmalba designの丸山社長がデザインされた「ホスタ東寺 燦(さん)」さんにお邪魔しています。京の趣を随所に感じる建物ですね。こちらは民家ですか?
 
丸山 京町家をリノベーションした旅館になります。10名まで滞在できる、1棟貸しの宿なんですよ。
 
相原 コンドミニアムというわけか。どうりでお風呂が大きいと思いました! ハワイではよく見かけますが、日本では珍しいタイプの宿泊施設ですよね。
 
丸山 まだまだ少ないですよね。でも実は、長期滞在する海外からの旅行者も増えているので、キッチンやお風呂つきの我が家のように寛げる宿のニーズは高まっているんですよ。もっとも、この旅館をご利用されるのは国内旅行者の方が多いようですが(笑)。
 
相原 そこは意外でしたね(笑)。でも旅先で気兼ねなく過ごしたいのはどの国の人でも同じですからね。それに、温故知新といいますか、せっかくの京都だし古きに触れたい人もたくさんいるでしょう。そこに、京町家を改装した旅館はぴったりじゃないですか!