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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

臨機応変な発想力で
生産ラインの環境を整備

 

経験値が発想力や提案力を生み出す

 
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名高 昨年2016年に法人化され、また新たな一歩を踏み出されましたね。今後の目標はいかがでしょう?
 
眞金 私は、会社を大きくしたいとは思っていません。ただ、今頑張ってくれている従業員の負担を軽くしてあげたいので、仕事を任せられる人材をもう2~3人増やしたいと考えています。そして小さい会社なりの働きを完遂して、お客様に「きちんとした会社だ」と思っていただきたいですね。例えば、生産ラインの整備のほとんどは、お客様がお休みの土日に行います。ですから、週明けにお客様が仕事を再開した際、きちんとラインが動くことが信頼につながると思うんです。そのため絶対にキャパ以上の仕事は受けませんし、現場に合わせてその都度、柔軟に体制を変動させて対応しています。
 
名高 経験を生かし、現場ごとに対応を変えるという点では私たち役者と似ていますね。役者も作品が変われば2度と同じ役は来ないので、その都度、過去に演じた経験の引き出しを開け、組み合わせながら演じていきます。つまり、経験値が演技において大きなウエイトを占めているんです。
 
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眞金 確かにそうかもしれませんね。それに、私には経験に加えて、私の考え方を理解し、経験値も十分な工場長がいてくれるので安心です。
 
名高 確かに1人じゃないのは心強いですね。 2人分の発想力や提案力があるということですから。信頼できる従業員と働けるのは社長として幸せなことですよ。それにしても、このような業界は親から引き継いで何代も続いているところが多い印象ですから、一代でというのは珍しいのではないでしょうか。
 
  眞金 はい。やはりめぐり合わせと弊社を信用してご依頼くださるお客様たちのおかげだと思っています。ちゃんと仕事ぶりを見て評価していただいているのは、本当にありがたいですね。
 
名高 やはり、今までのご苦労も全て今につながっているんですね。
 
眞金 はい、ある意味ありがたい苦労だったと言えます。とにかく先のことばかり考えるのではなく、自分は今どうしたらいいのか、起こってしまった問題をしっかりと受け止めて前に進んでいくことが大事ですね。それが将来の自分につながっていると信じて、今後も進歩していきますよ!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
進歩することですね。その日その日の課題を乗り越えて進歩することが、楽しみであり、大切なことだと思います。
(眞金正史)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社真聖工業
■ 本社 〒470-2531 愛知県知多郡武豊町冨貴丸山46
■ 事業内容 製缶・溶接加工/省力化設備・自動化装置の提案・製作
■ 設立 平成8年11月
■ 従業員数 5名
■ 主な取引先 アイシン・エイ・ダブリュ株式会社/アイシン精機株式会社/トヨタ自動車株式会社/日本電装株式会社
■ ホームページ http://www.shinsei0003.jp