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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 吉村禎章(野球解説者)
吉村 日本酒や本格焼酎などお酒を販売している宇田川商店さんは、長い歴史があるそうですね。
 
宇田川 はい。残っている記録によると嘉永5年、西暦1852年の創業となっています。私で8代目になりますね。
 
吉村 江戸時代から続いているんですか!? それはすごいなぁ。最近はインターネットでお酒を売る店も増えています。店頭での販売に影響があるんじゃないですか。
 
宇田川 そうですね。私はお酒って、楽しみながら飲むものだと思うんです。そのほうがおいしいですからね。酒席などで人と人とのつながりを深める役割がお酒にはあるんですよ。ですから私がこのお店でお客様にお酒を販売するのは、そうした人と人との笑顔をつなぐ掛け橋としての役割を果たしたいからなんですね。家業を継いだ当時は、インターネットでも買える時代に何のために酒屋があるのか、悩むことがありました。ところが、ある筆文字の先生とお会いしたことで、存在意義を見出すことができましてね。
 
吉村 ほう、筆文字? もしかすると店に掲げられた「お酒で笑顔に」の筆文字は、宇田川社長が描かれたもの?
 
宇田川 はい。文字の中に笑顔を描き入れる「笑顔流筆文字」です。お酒と笑顔は強く結びつくもの。お酒というツールを使ってどれだけお客様を笑顔にできるか、というところに店頭販売の意義があると思ったのです。
 
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吉村 なるほど。インターネット通販では、お酒とい“品物”は手に入れられても、“笑顔”を手に入れることはできないと。
 
宇田川 はい。ですから初めてお越しになったお客様には、この笑顔の筆文字でお礼状を送るようにしています。そのことでお客様の心が笑顔になっていただけたら嬉しいですね。また、お客様に自分が売りたい商品だけをおすすめするのはエゴでしかありません。お客様が何を必要とされているのかを見極め、ご納得いただけるものを提供することで、笑顔は生まれると思っています。
 
 
 
 

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