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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 名高達男(俳優)
名高 刀剣の専門店に来たのは初めてです。役者をしていると日本刀を模した“竹光”で斬り合うような経験はするものの、本物の刀はめったに見る機会がないですから、今日を楽しみにしていました。
 
坂田 刀剣の販売・買い取り・下取りから、無料での評価、さらには鑑定、研磨、工作まで、日本刀に関する全てのご相談を承っております。では、いくつか刀をお目にかけましょう・・・。
 
名高 やっぱりすごいな。切っ先に向けて目を走らせていくうちに、自然と身が引き締まります。持ち手に当たるところに、立派な名前が刻まれていますね。
 
坂田 それが「銘」です。「伯耆守(ほうきのかみ)平朝臣(たいらのあそん)正幸」とあります。伯耆守とは、刀工正幸が朝廷からいただいたものなんですね。
 
名高 この文字だけでも値打ちを感じますよ。実は昨年2016年末に、徳川家にまつわる刀の伝説を扱った作品の撮影に入っていましてね。母が斬られた、父が切腹させられた、息子が死んだといった一族の凶事に、同じ作者の刀が関わっていたというものなんです。
 
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坂田 それは妖刀・村正の伝説ですね。徳川家に対する怨念がこもっているとも、逆に、徳川家が村正に魅せられて、他の大名に持たせないために恐ろしい噂を流したとも言われています。
 
名高 諸説あるんですね。そういう歴史の1ページと刀の関係を見ていくのも、ファンにはたまらない楽しみでしょう。ところで、刀は高価なものも多いと思います。実際に購入されるお客さんはどういう方たちなんでしょうか?
 
坂田 長年の愛好家、収集家の皆さんを中心に、最近は若い世代にも興味を持ってくださる方がいますし、いわゆる“刀剣女子”の姿も少しずつ目立つようになってきています。つい先日も女性の方がみえまして、1振購入していただきましたね。手入れの仕方などを一からお教えしまして、とても熱心でしたよ。